昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

存在

壮大で広大な物語の恥部、現時点に噛み付くオオカミの群れや、神話的な要素を孕んだランダムな街、重用されるもののほとんどが、憎しみに利用され、自由を謳い、希望を餌にして、君たちを騙すだけの政府や、複製されるだけの日々の中で、正しさなんてものが、絶えず再利用され、利己的な奴らが示す際限ない欲望の棲家たる、資本主義の奴隷として、何かに隷属していなければいけないという、強迫観念に苛まれ、今に毒されて行くだけの構図の中で生まれる戦争や、内部コードをかき乱し、今に逡巡したり、迷妄したりしている隙間から溢れる汗や、健全さを売りにしている詐欺的な理想から、過ちばかりを生み出す機械的な世界による制限や、バビロンが生み出した窮屈な思想により、諍いばかりが生まれ、蔓延る悪意を集約させる中央機関により、小さな悪意が、巨悪に変化して行く変遷や、閉鎖的な村社会による圧力や、村八分や、報いを受けるべきだとか、なすりつけられた罪や、意識の根幹に住まうプリミティブな彼女の衝動性が、この世界を破壊し尽くすまでの原理の上を、のらりくらりと移行しては、システマチックな風に反して、進む鳥のように自由なんてものを謳わずに、自由であるという事を、認識する以前の自由こそが、本質的な自由であるし、あらがうほどに、食い込む値なんかに、騙される以前に、打算的な君たちの、散々な日々の中でカタルシスに至るために、散財の限りを尽くしては、コードを書き換え、加算される原因を蹴散らし、すかさず入り込む豊かさという幻想から解き放たれ、はびこる思いが食い込む辺りから、互い違いになったり、位置的なものに騙されたり、怠惰な故に、流されてしまうだけの毎日から解き放たれるべく、逃げる事も大切であり、逃げる勇気も必要なんだと、誰かしらに押し付けられた正解や誤りの最中に、押し寄せる問題なんかを、瞬時に解決し、逡巡している暇もないから、このまま、ふわふわと、何処に行き着くわけでもなく、そのまま、さまよい続ける。f:id:jibmfmm:20250807035112j:image