昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

虚像

ステマチックな慟哭を繰り返す君の横顔に集う蝶々が感じる刹那、蜘蛛の糸により、がんじからめになっている身体を眺める虫たちが、死を実感するまでの距離こそが、宇宙空間の全域なんだ、と語りかける鳥たちのアニミズムにより、世界は、生き生きとして来るのだ、と語る狂った医者の手当てにより、治った傷口を眺めながら、表面上だけは清潔なニセモノの社会や世界から乖離して、理解を得たいがために、嘘をつく連中の支配から抜け出して、今に寝返るだけの奴らが仕向ける罪の意識を、儀式化させた鬱鬱とした奴らの企みには、騙されるわけもなく、ここで、分け隔てられるだけの毎日や、間違いを改めずに、今に引き摺るだけの価値なんてものを捨て去り、境目なんて持たずに、持ち寄る意味が、今に食い込み、行動を制限させるための、規律に反して、はびこる悪意が食い込ませるバビロン的な虚像と競争から離れ、自由に泳ぎ切る事だけが、私の使命であるし、全てとインタラクティブである事なんて否定して、全てとできれば、掛け離れて居たいから、掛け違えたままで、ままならぬ今を愛して、曖昧な原理を引きずらずに、引き合いに出されたものに、引きこもる事しかできない君を救う事なんてしないで、そこに居て幸せであるならば、何の権利も奪う事は出来ないし、ここで、出来合いのものを引き合いに出しては、打算的な奴らが仕向ける罪の意識なんてもので、今を誤魔化さずに、こしらえられた意味が生む連関を外し、今に羽交締めにされている今というものから切り離され、宇宙空間を漂いながら、ただ、酔いしれる意味なんてものから離れ、孤立しても尚、自らの喜びを敷衍させて行く。f:id:jibmfmm:20250813011400j:image