昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧

文学的な昇華

傷つくとは、宇宙の始まりから続く交わりであり、つじつまは合っていなくとも、弔われた痛みは、新たな宇宙を、何度も形成するほどの力を、痛みに与える。普通のことを、普通のものとして受け入れる危うさが、自らを危機に陥れ、自らを、遮る意思は、自らを…

超克

すべきことも無く、 答えも用いずに、 一途に敷衍させるものが、 誘う定理や、 勇ましく突き進む意志や、 うごめくものに反し、 ただ、自らをつらぬき、 伝うものを跳ね除け、 はびこる悪意に関さず、 見つめ、見つけるものが、 願うばかりで、 今につまずき…

ベアトラップ

受け取ることも、重く軋むような夏へと旋律をたずさえるだけに、ため込むエゴイズムや、行為に比するだけに、貧する意識などが、透過されるべく、ベクトルを前衛的な波形に変え、献じる由縁に潜むフォースのたまものを受理し、まがまがしく輝く黄金色した陽…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 うごめくモラルを食らうモグラたちが、モルタルの裏で眠る新月や、心理的な議案を逆算していく過程へと押し流され、手入れを加えられ、延々とむなしいものを育てるだけの惰性さに、性差を用い、判断を濁すだけに、退嬰的なものを…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 背く限りに浮揚する意志は、確かな力を、自らに供給し、自らだけに、現れる正しさへと偏るよりも、勝ち誇るだけに、乖離していく理解へと移行していく不純なシチュエーションへと栄進していく先に鋭利なものが生まれ、緩慢な意味…

夏の大三角形

蝉の鳴き声は、夏の寝言、寝ぼけ眼で、昼下がりの幽遠を超える。自由とは、何にも囚われぬ心であり、自由である、と思う事すら邪魔である。ほんとは、そっと抱きしめれば、解決する事ばかりなのに、短絡的な欲望は、どこかに行きたい、と忙しく動き回り、自…

暴かれるべき闇

禍々しいものが、自体を席巻していく。悪魔的なものが、世界を覆い、驕りばかりが横行し、やがて滑落する現在にひしめくものが、感情を奪い、爆砕される真理が、論理の外側に抜け出し、呑気なものを、折り重ねては、退廃的なものを積み上げ、攪拌され、拡散…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 降魔たちが錯乱する饐えた日常に、地上からあふれる毒素にふれあうだけの理想は、競合するほどに、競争本能を用い、狂奔するほどに、魯鈍な意思を用い、恣意を持たず、虐げられるだけに心情とは、透過されずに、交換されずに、た…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 背くという快楽へと移行していくほどに、欲望とは増し、何かを変えても、新たな権力が子飼いするものや、害する意志に低劣なものを与えるだけの義務へと、欺瞞を執り行い、現れる偶然へとつまずくだけに至らせる悲劇から、攪拌さ…

裸体

なにかのなごりをかぶさる愛が、 接続されるだけに浸る 陰鬱なメロディーが、 浮遊する空間的な律動から、 旋律をたずさえ、 訪問するだけの意識に、 空疎な爆撃を降らす 意味合いにくだけた かけがえのない日々に、 空輸されるものも、 邪魔なだとうたかた…

総和

私は、毎日なるべく偏りを取り除こうと、書物を読むが、読む位置的なもの、つまりは、読む感覚的なものを疎外し、自らの観点で切り取り、描く事に尽きるのだ、と創造的に至らずに、ただ感性的なものへと昇華させるほどに、魯鈍に保持する考えのようなものを…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 悲劇を掲揚し、有する価値に用いる善意的なものを持ち上げ、もたげる意識は、安易なものを信仰し、偶像崇拝へと浸り、禁断のものを愛し、均衡を保つためだけに、懐疑的な日常に追従し、意識的な儀式に参加し、虐げられる日常へと…

原型を持たぬ愛

浅はかな意識は、儚いものを知らずに、知らされたものを、そのまま受け取り、強要されるものを、そのままが信じ込み、信心し、用いられたもの、不自然に融合し、互いの行為や、興味に響き渡るものが、隅々に反響し、鳴り響くものが、思いに振動を与え、共鳴…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 のぞき込む未来も、心を持たずに、ただ妨げられる軽々しい思いに潜む空間に入れ込むだけの価値観にせめぎ合い、相対する現在に肉薄するものが、不安そうに迫る現実へと倒錯し、透過されずに、ただ去りゆく形状に身を修め、さめざ…

歪曲

懊悩する思いが木霊し、 昏倒する意識の彼方で、 受理するものが、 売買されるだけにため込む軋轢に、 空疎な面影にひそむ、 悲壮感に迫る観念的な折り込みや、 終わりをうたうだけに 高慢なものが、 問題を拘束し、 強請るだけに至り、 帰する思いが、 確か…

アタラクシア

ニヒリズムに移行し、行為は、善悪というものに隔てられ、ペシミズムか、テロリズムの、どちらかに堕ちる。偏った精神が、敬親や、敬神を謳い、多目的に流動する欲望は、新たな支配を続け、つたない暴力を連ね、連動する意識は、短絡的な欲望を耽溺し、自ら…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 総称されるものが、類似品として配られる原野に赤誠を尽くす陰影から、加工された夜へと悲愁を漂わせ、太古の歴史から引き出すものが、今を支配的に包み、貸与し続けるだけのつたない意識から、少々のものを肥やし、退行していく…

絶えず混ざり合うもの

私たちの武器は、何かを愛し、信じ抜く希望である。単に、希望を用い、自由を謳い、何かを操作し、操作するような、綺麗事が排斥する希望にあらず、自らを追求し、孤独が、不安や恐怖を促しても尚、自らを信じ抜く希望である。あらゆる疎外に害される感情が…

名前

俗悪なものが支配する芝居が、 社会という名前だけのものを形成し、 迎合するほどに、 枯れ果てる今にも迫る鈍磨なものや、 愚鈍なものが生み出す 悲劇的なものから、 枯死するだけに至るような 機械的な生き方へと従順に至らせるだけの 教育をほどこし、 恒…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 堅物なデカダンスが迫る。価値観を屠るだけの退嬰的な悪意から、昏倒していく意識の表面を泳ぎ、接続される思いが、空虚さを埋め、低劣なものから離れ、安易な支配に汚れるよりも、夜通し見つける真理に導かれ、可憐なまなこであ…

泰然とした意志

勉学とは、名称を得て、物事をへだてる事にあらず、有する価値も、用いられる形により、変化する意味に善悪を押しつけ、意味に懸隔を与えるだけに至らせるような意味合いに不潔なものが迫り、狭い価値に因果を突きつけ、永遠に捕食されるだけの意味合いに補足…

仮象

うつむきくすむ表情が暗澹とした夜に退避している。夜に灯る人工的な光りに囲われ、まばゆく消えゆく本質に、帰結していく言葉も、どこか、空虚さをたずさえ、清潔感を損ない、そこかしこで安易な支配をファシズムへと変え、軍事的な余韻の端々で締結してい…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 反復するものが、有する夜に反乱を繰り返す。闘争へと至る原理に満ち足りぬものを抱え、やがて、短絡的な破壊行為だけが、快楽を生み、開示される恐怖や不安を、皆でまつりで乗り越える辺りから、安易な支配や、指示される暴力を…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 すべてに背いて、何事にも服従せずに、己を愛し尽くす限りに、陰らぬものが、情熱へと変換され、偏向したものが、うながす合点がいかぬ愛が、惜別などを謳い、同情へと浸るだけにうそぶく涙から、内証していくものなどは、愚劣な…

油然とわく愛

たびかさなる愛は、 単なる重荷にならず、 ただそなわる愛は、 互いを咎めずに、 伝わる途端になびく思いは、 なぶられずに、 ただひたすら求める事も無く、 与え合うほどに、 邪魔になるものも愛であるし、 やがてそつない愛が、 刹那に重なり、 時間を利用…

蠕動する希望

きっと理想とは、思想を持たぬ事に現れる廉直さにこそ、差異は、取り除かれ、ロジカルな廊下を過ぎ去る優劣を付けたがる価値観に屠られるだけの、全体主義的な対応に横溢していく主観的な対象と渾然一体になるべく、ただ退避するだけの意識的な折り込みに反…

思い出に眠るもの

頓挫した革命の痛みがブレインでひた走る。実直な思いは、根源を失い、焦げ付く肌と、凍てつく感情の虜にされ、具現化されるだけの世界に広がる憂鬱で専横されるだけの主観を洗脳するだけの大国の異物感から、可能世界に電子化される回路に広がる憂鬱な思念…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 持続するものが、時間に阻まれずに、はびこる愛がもみ合い、へし曲げられたものが、曲がったものを吐き出し、信じろ、と促すものほど、信じるに値するものを、追従し、確かな意志を孕まずに、何かに流され、正しさを、押し付ける…

探す意味

真実のドアを開ける。 ひたすらひずむ 空間が、オーガズムを重ね、 かき乱される瞬間に、 習慣じみたものや、 時代性の暗鬱さを吐き出し、 ためらうばかりの思いが、 習慣的なものに支配され、 自らの意思を見失うかぎりに 探す自分などは、 どこにも居ない…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 禍根へと巻き込まれ、かまびすしい者が大嫌いで、代用品な街並みに余韻が迫り、アンニュイな者がひしめくモニュメントに帰属していくだけの懐疑的な日々に迫るニヒリズムが、被る先に、安易な破壊を定理として迎え入れ、拗れる先…