昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧

抉る

システムも潰えた後に広がるものが、同じような意味を敷衍させ、普遍的な生活へと迎合されるような価値だけをまさぐるような仕向けるような偶像に補填されるだけの感情などは、機械的なものであるし、機械よりも、機械的であるのが、人間的な社会というもの…

兆候

言葉に混じる濃淡が現実感を作り上げ、誰もいない交差点の信号の色と混ざり合う、ふざけた関係や、そこで立ちすくむだけの君の情念が揺らぎ、不信感を与える止まない雨の音がノイズのようで、刺激的に遊離していく官能的な瞬間から、言葉とは自立し、そこで…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 嘘のような笑顔を浮かべ、自らを誇示するために演技を続け、果てない痛みを絶え間無く引き延ばすような苦痛を与えるだけの理想が、偽装を続け、幻想を崇め、はりぼての自分を愛し、うそぶく自由に、自ら騙されるべきだ、と促すよ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 はびこる痛みや、干渉する途端に、何かを恨むようなものが示す差異がモニュメントを作り、そこで拝むことを続けるほどに、その場での意味は増していき、なんのために拝んでいるかを忘れ、数千年が過ぎる、まる

衝突

愛とは過ちを率いて、 今を卑近なものに変え、 問題に膠着する 偽善的なものが 気配を牛耳り、 今を利己的なものに変え、 自己顕示欲ばかりを加速させ、 些細なことに悩みぶつかる。

兆候

言葉に混じる濃淡が現実感を作り上げ、誰もいない交差点の信号の色と混ざり合う、ふざけた関係や、そこで立ちすくむだけの君の情念が揺らぎ、不信感を与える止まない雨の音がノイズのようで、刺激的に遊離していく官能的な瞬間から、言葉とは自立し、そこで…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 高揚感をたずさえた恋模様にふりそそぐ甘いひとときも、あいまいなものを用い、今に色合いを深め、そこで何かを行うことだけが、正しいことのように押しつけ、何かを抑圧することでしか、満足を生み出せぬような惰性な答えが言葉…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 数億もの感情にふれ、そこで敷衍するものが、あらゆるものを覆い尽くし、そこで黒々としたものを育て、惰性にうごめく真実や、そこで課せられる罪の意識を重ねるほどに、受理するものなどのほとんどは、窮屈なものを生み出し、そ…

交互

意識に滞留するものが濃淡な影を作り出し、今に折り重なる瞬間が織り込まれ、ここで理論を形成する前にさかのぼる意味を具現化するだけの懸隔から、ここで妨げられ、抵抗を続ける限りに独白をここで継ぐ毛、つたない意識から、伝わらなくとも続けることだけ…

交互

意識に滞留するものが濃淡な影を作り出し、今に折り重なる瞬間が織り込まれ、ここで理論を形成する前にさかのぼる意味を具現化するだけの懸隔から、ここで妨げられ、抵抗を続ける限りに独白をここで継ぐ毛、つたない意識から、伝わらなくとも続けることだけ…

軌跡

買い取られるだけの愛により、 中空で麻痺した 君の感性を迎撃するための ミサイルが飛び交う朝や、 季節に風化していくだけの 抵抗から、ここで対抗するものや、 保とうとすればするほどに、 何かからはかけ離れる。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 境目も持たずに、ただ優しく包むようなものに清さなどはなく、ただ、自然にそなわるままであり、何かを演じるわけでもなく、その場に現れるままに、そなわるものを肥大させる、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 果敢にいどむべき今も、感覚をうしない、与えられたもので満足すべきなのだ、と占領された意思は、何かにしたがうことでしか、自らのよろこびに出会えない、まる

終了の義務

苦しみの義務を持ちこみ、今に認識する痛みが乾いた精神を這い続ける。入り浸る意味から結合されるだけの本質などは、苦しみを細部化するだけであり、ここでデカダンな価値に持ち込まれるだけのコアの中で従属するだけの関係に観念は正義を謳い、用いられる…

終了と無

苦しみの義務を持ちこみ、今に認識する痛みが乾いた精神を這い続ける。入り浸る意味から結合されるだけの本質などは、苦しみを細部化するだけであり、ここでデカダンな価値に持ち込まれるだけのコアの中で従属するだけの関係に観念は正義を謳い、用いられる…

進路

正しいのだ、という絶対性が狂信的なものを生み、何かを虐げ従えるための軋轢を生み出し、あらゆる困難を巻き込んでは、今を混濁に変え、にじむ現在に点在する意志や、点滅する生死の余波や、点と線でつながる限りにたぎる運命が慟哭し、ここで効率的なもの…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 出来合のものが語る真実が、あたかも真実のように表されることにより、実体は消え去り、些細な動機に支え合うべきものも気後れし、危害を加えられ、気配すら失い、今にさまよい、制される間に傲慢なものをかかえ、自らこそが正し…

訂正

誰もが正しくないから、 私すらも正しくないから、 皆が皆 モンスターであるし、 ここでちぐはぐな論理を掲げ、 ニヒリズムを率いては、 短絡的な見解で、 堅持するほどの意味もなく、 ただ自慢することに忙しい、 自らにいらだち、 何かを語ることすらやめ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 今をしたがえるほどに、意思を失い、誰かにうながされるままに、ままならぬものを開示し、引き出されるものに屈従することだけが、正解である、と思い違いを生み出すだけの条件や、情景にかたよりを示す今にも弊害は現れ、何かを…

証明

正しいのだ、という絶対性が狂信的なものを生み、何かを虐げ従えるための軋轢を生み出し、あらゆる困難を巻き込んでは、今を混濁に変え、にじむ現在に点在する意志や、点滅する生死の余波や、点と線でつながる限りにたぎる運命が慟哭し、ここで効率的なもの…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 はびこる悪意をビリビリに破り、捨てたれた感情が廃れる前にすくい上げ、容易に想像できるものを粉砕し、何かを持っても退屈なのが人間だから、何かを捨てても不潔なのが人間だからこそ、なるべくは、綺麗でありたい、まる

逍遥

生きるとは、と 愚考し続けるような、 意識に隷属することでしか、 自らを正当化できぬような ことの連続であり、 ここで達するものも、 用いられるものに 帰巣できずに、 何かを笑うことでしか、 自らを正当化できずに、 継承する意味に処刑されるのを 待つ…

介在

静謐に引き取られる彼方から、星の思い出を引き継ぎ、ここで用いられる理論も星屑の論争の中では静かなものだ、と天真爛漫に飛び交う夢想の中でしのぐものが音階を登り、整容され続ける間に背反し、正しいものすら、ここでは引きずられるほどに卑近なものに…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 酒で水ぶくれになった醜い街。見えにくいものばかりを映し出す四角い悪魔どもが打ち出す情報戦の憎悪。ナイトメアが故郷を虐待し、何かを排除しようと争う街の憂鬱め、まる

介在

静謐に引き取られる彼方から、星の思い出を引き継ぎ、ここで用いられる理論も星屑の論争の中では静かなものだ、と天真爛漫に飛び交う夢想の中でしのぐものが音階を登り、整容され続ける間に背反し、正しいものすら、ここでは引きずられるほどに卑近なものに…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 閉塞感などは、ずっとあったものであるし、そこでよろこびにいたらずに、そこに混在していく意識にまどろみ、形式に飲まれ、自らを不自由にし、不自然にするよりも、現れる高揚感で飛翔し続ける、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 解放を求めるよりも、今ある自由を探すよりも、求め探すことにより、何かに寄りかかり、自らを見失い、今にさまよう苦痛に寄り添い、自らを苦しめるだけにいたるようなものから逃走すべきである、まる

あまりにも残酷なものだと 疑問をこじらせるあたりから、 時間とはかけ離れ、 意味にもつれ、 今にもたれ、 考え続けるあたりから、 費やすものが、 淫らに裂け、 生暖かいものをこぼす。

秘密

覚者として傍観する日々も、この場で屈従し、誰かに促されるままに生きる君も、同じような動機で今を等閑にし、憎むことだけに専念し、その場で従事するだけで時間を終える日々も、この場で擁護しきれぬものを抱え、祈願するだけで、何も変わらぬ君も、同じ…

秘密

覚者として傍観する日々も、この場で屈従し、誰かに促されるままに生きる君も、同じような動機で今を等閑にし、憎むことだけに専念し、その場で従事するだけで時間を終える日々も、この場で擁護しきれぬものを抱え、祈願するだけで、何も変わらぬ君も、同じ…