昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 むしばまれる思春期と、蒸れるような夏の臭気が入り混じり、反響する儀式的な苦しみにしみいる可能性から肥大化する意識的なキャノン砲が撃ち込む砲弾と、不躾な記号が破壊され、誰もが操作されないような世界を出迎え、若いが故…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 果たすべき義務すらなく、くたびれたままに、てきとうにゆらぎ、逃げ惑う先に、ゴールすらいらず、徒らに消費され、蓄積する所以から放たれ、自由であることすら、飛び越える、まる

コケティッシュな星の呼吸

優しいやつを うばいやがって、 世界とはなんて代物だと、 しどろもどろな思いに かさなるドロドロした夕焼けや、 不規則にうごめく、 狡猾な雲を呆然とながめ、 シリアスな空間に、 明日は長いようでみじかく、 自覚するほどに滑落し、 フラクタルなようで…

逃げ去るねんで

皮肉なもんでんな。 歌えば歌うほどに、 踊らされとるだけやし、 自由を求めたら、 求めるほどに、 自由とは負担なるねんから、 こりゃかなわんわ。

星の故郷

優しいやつをうばいやがって、世界とはなんて代物だと、しどろもどろな思いにかさなるドロドロした夕焼けや、不規則にうごめく、狡猾な雲を呆然とながめ、シリアスな空間に、明日は長いようでみじかく、自覚するほどに滑落し、フラクタルなようで、微妙に違…

夏休み

続けることだけが、 神をも超えて、 神にもなれるんでっせ、と コガネムシが死に際に 語りよったから、 ゆっくり休みや、 言うといた。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 自らの欠如を埋めるような静寂が健気にせまり、ポツポツと現れるシンドロームや、そこで慟哭する君を尻目に、憎しみを突き刺し、破壊するような西日や、憎しみを飛散させ、苦しむようにと願うような秩序を打ち砕き、自らの正しさ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 枢要なものすらもなくなり、そこに現れる力とは、なにかを押さえつけ、自らを踏ん反り返らすための、秩序を守るためだけの力が姑息に迫り、そこで悪態をつき、数多の事実を権力により変換するための価値すらもいらず、ただなにも…

明晰な折り込み

性別の終わりも近づき、原始的な苦悩から取り除かれた生命が、純粋な進路をわたり、同化するための一生から逃れ、短絡的な配下にくだるための人権などから放たれ、はびこる悪意を配備するための愛にみちみちたメロドラマに整序されるための心身を忘我に配置…

滅びる身体

性別の終わりも近づき、原始的な苦悩から取り除かれた生命が、純粋な進路をわたり、同化するための一生から逃れ、短絡的な配下にくだるための人権などから放たれ、はびこる悪意を配備するための愛にみちみちたメロドラマに整序されるための心身を忘我に配置…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 修正される雨にぬれ、願いをかなでるほどに、孤独にもつれるあなたがかかえる寂寞や、夕日に敷衍する思いが強固になり、担う意味すら邪魔になる、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしのはなしをしよう。 たゆたう悠遠や、試練に隔てられん、とゆうゆうと思念を飛び越え、有限なもんも、無限であることをも超越するんです、まる

栄光

お腹減ったニヒリストどもが、うようよしてるから、合点もいかんと、ただ短絡的で、タダ同然のいのちを云々と、カタルシスにいたるための、讒言なんかが、ためらいを絶えず生みよって、よってたかって、殴打しよる夜に迫る諦観や、なつかしむほどに補填され…

神秘

精根尽き果てても、 歯止めなく 動き出す言葉が、 空間を占領する。

栄光

お腹減ったニヒリストどもが、うようよしてるから、合点もいかんと、ただ短絡的で、タダ同然のいのちを云々と、カタルシスにいたるための、讒言なんかが、ためらいを絶えず生みよって、よってたかって、殴打しよる夜に迫る諦観や、なつかしむほどに補填され…

裏切り

誰かを愛すれば、 愛するほどに、 見えないバイアスが生まれ、 ささやかな愛すら 裏切るような 結末を考え、 自らが自らを陥れる。

悲劇の連動性

空疎な自分を補完するための貧寒な箱の中で保たれる権力などが通過し、偽善的で独善的な独演会から、散漫な儀式へと超過していく意識的な昇華から、そこかしこでエクソダスする瞬間や、窮乏するほどに魯鈍なものへと転化していく先々で対立を続け、値などを…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 仮死化しとる身体に嵌め込まれる自由という教祖、それを崇める狂信者の日常に迫るセンチメンタルな暗い影を映し出すアスファルトに攪拌される枢要なセンテンス、空虚さを埋める身体として、愛と名付けられた保管場所で、過去に継…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 ラムネの中の淡彩を泳ぎ、秩序もないから、と換算されるだけの現実を迎撃し、森羅万象に反して、夏にチクチク痛む心の彼方で簡単に処理される精神的な馴れ合いなんかを排除し、緩衝するためには、孤独がなんたるかを知るもんだっ…

悲劇の連動性

空疎な自分を補完するための貧寒な箱の中で保たれる権力などが通過し、偽善的で独善的な独演会から、散漫な儀式へと超過していく意識的な昇華から、そこかしこでエクソダスする瞬間や、窮乏するほどに魯鈍なものへと転化していく先々で対立を続け、値などを…

破壊的な夏

夏にざわつく心理をかかえた子供たちが虐げる瞬間的に旺盛していくものが、物事を磔にしながら、日々のドラマを攪拌し、判じる所以から、証拠をも破壊するような雨に濡れ、隔てられる精神とは惰性なもんでんな、と嘆じる幽遠に加速していく宇宙的なひろがり…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 愛もすぐさま、満タンなって、君の瞳が見つけ出すもんや、君の言葉が生み出すもんなんかが混ざり合い、確かさを捨て去って、短絡的な動機を捨て去り、去りゆく所以を放棄して、君の豊かな胸で眠りたい思います、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 彼女たちのお腹で敷衍した物語も、普遍性という幻想に奪われたわけで、分け隔てるもんを生むんが、普遍性であって、なにかを隔てることにより、きな臭いもんや、惰性に打ち出されるもんに、すべて奪われるんですわ、まる

黄色い目

どこ行ったんやわれと、 なげかけても、 返事も返ってこやんし、 なんか反響する声が、 えんえんとなびいて、 ますます愛を 敷衍させよるんですわ。

君との互換性

夏にざわつく心理をかかえた子供たちが虐げる瞬間的に旺盛していくものが、物事を磔にしながら、日々のドラマを攪拌し、判じる所以から、証拠をも破壊するような雨に濡れ、隔てられる精神とは惰性なもんでんな、と嘆じる幽遠に加速していく宇宙的なひろがり…

初々しい愛

ゆっくりと 呼吸するように読み、 ふかまる夜に 捕まえられ、 恒久的に制限を 与えられても、 何かにひざまずかず、 恐れずに、 立ち向かう後姿が、 月明かりにまばゆい。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 状況に折り重なる不確かな闇や、有用な価値の家畜として、粛清されるだけの堕落した日々や、たちまちに現れる復讐や、悠遠に嬲られ、もう帰ってこられなくなった君が落胆する夜道で、読み間違えるだけの意味を書き換える、まる

パンクした自転車

部屋の隅か、 路地裏で、 おびえた目をして 震えている君、 気のふれた猿が 騒ぎ立てる放課後の憂鬱。 ぼくらの影が迫り来る 靴底に磔にされ、 消しゴムで消されるだけの 過去の普通さに酔いしれ、 悲劇を演じている シンデレラどもの苦痛、 シンデレラを迎…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 生じることばが反映され、些細なことが、確かさを喪失し、逃げまどう美しさや、探しても見つからないものばかりだから、物事とは、どこか遠くに氾濫し、もつれるものばかり、まる

パンクした自転車

部屋の隅か、路地裏で、おびえた目をして震えている君、気のふれた猿が騒ぎ立てる放課後の憂鬱。 ぼくらの影が迫り来る靴底に磔にされ、消しゴムで消されるだけの過去の普通さに酔いしれ、悲劇を演じているシンデレラどもの苦痛、シンデレラを迎えにいくため…