昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

逃げ出す君の美しい後ろ姿

いつまでたっても平和なんてものはやってこないだろうし、なにかを求める限りは終わらぬ闘争から、猜疑心ばかりが生まれ、氾濫する悪趣味な復讐から、自らを癒すための報復により、簡単に処理される幸福に利用される自らを崇めるための価値が、ためらわずに…

主体性の終わり

外ではdon't look back in anger を合唱している子供たち、退屈な世界をでっちあげる陰湿な奴ら、同族嫌悪と共依存的な家族、しあわせも、もう飽和状態で、誰もが軋轢を求めて、手当たり次第に攻撃を仕掛けているし、あいまいな答えを追いかけるがあまりに、…

育雛

互換され続ける ことばが成熟し、 政治性すら打ち倒し、 存在するものすら破棄し、 吐き捨てられた午後に 迫る幽遠や、 キャピタリズムが なにが大切で、 なにが退廃に追いやるかを リストアップする間に、 愛は互いの後で、 背反を続け、 つたない意志は、 …

想起

空にあらわれる 模様を認識し、 かさなる思いが、 夏の暑さにより、 焦熱し、 消費し続ける先々に、 繰り返しあらわになるものが、 確かなものを形成する。

怒りの震源地

指が踊るのを見ている。 近づく差はほとんどなく、 どれも程なく均一で、 逸脱することを忘れ、 収まる先に現れるものが、 物事を締め付けては、 使命感に悶え、 もろもろの責任感が、 認可するものが 過信を続け、 つまずく思いは慎ましく、 現れるものをそ…

主体性の終わり

外ではdon't look back in anger を合唱している子供たち、退屈な世界をでっちあげる陰湿な奴ら、同族嫌悪と共依存的な家族、しあわせも、もう飽和状態で、誰もが軋轢を求めて、手当たり次第に攻撃を仕掛けているし、あいまいな答えを追いかけるがあまりに、…

世界世界世界

諧謔味がある世界、不正だらけのネットワークから逃れ、脳汁あふるる流浪の民、対価を求める黒い獣、アンニュイな選民、検体として捨てられた彼女たち、感傷的な闇夜に住まう空白の男の子、形骸化しているだけの骨と皮の古老、懐疑的なニヒリストがペシミス…

ココアの中での過去

スズメがすすり泣く余暇、終末を嬲る暗い雨、味噌汁の底に溜まる悲劇、劇中の騒動から変声期を終えた毒が、古びた過去を汚し、断末魔なびく純粋なここを爬行する夜。

交互

猶予すらなくて、逍遥する意識は儀式的なものを超えて、隔てられたコミュニティーから脱兎し、打算的な日々から逃れ、迎合されず、啓蒙主義的な答えからも逃れ、単純に笑う。

寒暖差

完璧なもんなんかあらへんから、腹減ってばっかりやし、がりがりにやせ細った感情は、なんでも食い散らかしても、満足なんてあらへんから、いつも貪ってばっかりで、何を減らすために食うてんのか、また、何を得るために食い続けてんのかも分からんまんまに…

簡単や

完璧なもんなんかあらへんから、腹減ってばっかりやし、がりがりにやせ細った感情は、なんでも食い散らかしても、満足なんてあらへんから、いつも貪ってばっかりで、何を減らすために食うてんのか、また、何を得るために食い続けてんのかも分からんまんまに…

にせものの朝焼け

書きたいように書いて、 撃ちたいように撃って、 太陽をにらみつける 君のめだまが、 なんかガラス玉に見えて、 世界は曇って、 すべては誰かの人形みたいで、 劇中に降る 残虐な雨にぬれ、 野垂れ死ぬ。

行方

確かな母性の膜が、 全宇宙を包み込む。 外から現れるものを 跳ね除け、 確かなぬくもりだけが、 愛を奏でる。

重なる

火と死、良いものなど、どこにもあらず、曇天からこぼれる不確かな光がご馳走に変わり、簡単に消費される差異から去りゆく間際、むずかしい感情が常用するものが横溢し、陰鬱な証拠を抹消し、己から希望を生み出すためだけに、この命は際限なく加速し、隈な…

戦争なんて大嫌い

戦闘機が上空を 飛び交う夏の防空壕、 斬撃の雨が降り、 ビーカーの中では 細菌たちが 敏感の夜を嬲っていく。

重なる

火と死、良いものなど、どこにもあらず、曇天からこぼれる不確かな光がご馳走に変わり、簡単に消費される差異から去りゆく間際、むずかしい感情が常用するものが横溢し、陰鬱な証拠を抹消し、己から希望を生み出すためだけに、この命は際限なく加速し、隈な…

競合

不埒な思いをかかげては、 懐疑的なままに、 たずさえる愛はかじかみ、 自覚するよりも前に 恥じらい笑う。

轟音

血で出来た街だ。 緩慢なる怒りを 作用させるような 情報とは、 情報にも至らずに、 ただまやかしを促し、 奪われるだけの 思いが蛇行し、 惰性に引き取られるものが、 今を締め付け、 続けるべきことすら 見失う。

形跡

刹那に結ばれる思いが、 むつまじく、 つたない試練を加速させ、 運命を枷に変えて、 もうろうとして、 世界をさまよい、 いぶかるほどに、 正しさは窮屈であるし、 動き回るほどに、 いびつさを増していく精神は、 軽薄な理想をたずさえ、 生きることに、 …

陽光

逍遥する思い出、相対し続け、けたたましく唸る君の窮屈そうな面影、にじむ瞬間に加担する記号や、約束を破棄し、充填されるものから去りゆき、細動する間から敷衍するファシズムの雨や、迎合され続けるほどに大歓声が沸き起こる全体主義的な快楽がほどこす…

陽光

逍遥する思い出、相対し続け、けたたましく唸る君の窮屈そうな面影、にじむ瞬間に加担する記号や、約束を破棄し、充填されるものから去りゆき、細動する間から敷衍するファシズムの雨や、迎合され続けるほどに大歓声が沸き起こる全体主義的な快楽がほどこす…

初夏

箴言にみちびかれ、 静寂にまとまる 時折に織り込まれる瞬間が、 一部とは、 その一部分での永遠であり、 どこまでも区切られた君は、 切り裂かれるままに 瞬間に離反し、 はびこる悪意を背負いながら、 はためくギミックや、 徒らに消費される思いを葬り、 …

再現されるもの

もつれることばが、 この場に落ち込み、 締結していくほどに、 つきまとう苦しみが、 渇きを訴え、 うとましく謳われるものが、 いぶかる先々で、 遅配を続け、 つぐないなどを求めるほどに、 自らの苦しみに追われ続ける。

堕落

詩の座標を探る。 心音は宇宙的な 静寂にみちびかれ、 誓約的な彼女らや、 彼らに拘束され、 幸福の道具として、 偶然の傀儡として、 明滅する秘部を弄るための、 筋力を補うための 道具として生きることは、 生き続けることに、 息がつまるだけ、だ。

不羈な者

やりたくないことは一切しないで、大きなナメクジみたいに生きて、ジメジメせんと、並木道を優雅に這いながら、コーヒーの雨ん濡れて、ヌメヌメした帰り道、乖離した主体性の典雅な模様や、欺瞞ばかりでパカパカと走り去る馬どもの理屈や、太い足して騒ぎ立…

不羈な者

やりたくないことは一切しないで、大きなナメクジみたいに生きて、ジメジメせんと、並木道を優雅に這いながら、コーヒーの雨ん濡れて、ヌメヌメした帰り道、乖離した主体性の典雅な模様や、欺瞞ばかりでパカパカと走り去る馬どもの理屈や、太い足して騒ぎ立…

やさしい人

風はまだ冷たいけど、 外はやわらかい、 重なる光は、 たたずむ者を癒し、 苦しみから解放し、 やがて来るぬくもりへと進む。

過信

人々は戦争により孤立し、 独自の言葉を生み出し、 一つの国家を形成し、 互いを憎むように教育され、 誰もが誰かをうらやみ、 誰かが誰かを怪しみ、 抗うよりも贖うことで、 自らを囲いながら、 独立することを許さずに、 誰かを裁くことに、 しあわせを感…

別々に

栄養もなくなり、 ぜんぶ空っぽに なりよるし、 たとえ互いを、 抱きしめたとしても、 それは合わさることもなく、 違う点と線は まじわることもなく、 中空を虚しく触る。

上り詰める

孤高に浮かぶ桃に乗り、仙境へと向かう。真理は宿など持たず、中空をさまよい、意味に酔い痴れながら、徒然となびく風に漂い、遊蕩な季節に綻ぶ人類のコードたる遺伝子を破棄し、改竄されるだけの時間などを持たずに堕落して、フラクタルな宇宙との理を破り…