昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2019-04-30から1日間の記事一覧

逃げ出す君の美しい後ろ姿

いつまでたっても平和なんてものはやってこないだろうし、なにかを求める限りは終わらぬ闘争から、猜疑心ばかりが生まれ、氾濫する悪趣味な復讐から、自らを癒すための報復により、簡単に処理される幸福に利用される自らを崇めるための価値が、ためらわずに…

主体性の終わり

外ではdon't look back in anger を合唱している子供たち、退屈な世界をでっちあげる陰湿な奴ら、同族嫌悪と共依存的な家族、しあわせも、もう飽和状態で、誰もが軋轢を求めて、手当たり次第に攻撃を仕掛けているし、あいまいな答えを追いかけるがあまりに、…

育雛

互換され続ける ことばが成熟し、 政治性すら打ち倒し、 存在するものすら破棄し、 吐き捨てられた午後に 迫る幽遠や、 キャピタリズムが なにが大切で、 なにが退廃に追いやるかを リストアップする間に、 愛は互いの後で、 背反を続け、 つたない意志は、 …

想起

空にあらわれる 模様を認識し、 かさなる思いが、 夏の暑さにより、 焦熱し、 消費し続ける先々に、 繰り返しあらわになるものが、 確かなものを形成する。

怒りの震源地

指が踊るのを見ている。 近づく差はほとんどなく、 どれも程なく均一で、 逸脱することを忘れ、 収まる先に現れるものが、 物事を締め付けては、 使命感に悶え、 もろもろの責任感が、 認可するものが 過信を続け、 つまずく思いは慎ましく、 現れるものをそ…