昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

類似品

むらがる独占欲、 しぼんだ気球に乗って、 短絡的な破壊性に蝕まれて、 貪婪な旅路は、 永遠すらも腐食させる。

空腹

どこにもつなぎ目なんてなくて、幼稚な残虐性にふるえ、腰掛ける意味も、互い違いになりながら、塗り替えられるジレンマが、窓を破るような思春期の衝動性へと同化するような、共依存的な朝にかくれて、脱ぎ捨てた意思も老人になり、探し続けてもなお、若い…

ひとのものに、 なろうという気概もないわけで、 ただお前の生命を、 奪ったやつが許せなくて、 儚くただ、 跡形もなくなった 後から迫る 悲しみってやつを、 拾い集めるんだ。

ハーブティー

衝動的な罪が降り、同化させられるリズムは、同じような写真に収まり、似たようなものを愛し、似たようなものを憎んだりしながら、しなびた自分にニセモノの栄養を与える。

喪失

テヘランは化学記号で濡れ、香港では催涙弾が流離う。浄化されるべき罪などは、どこにもなくて、誰かを憎みたいから罪は作られて、誰彼構わずに傷つけて、良い気になっている。

不協和音

放浪する私は、帰る意味を持たず、なんか汚い似たような箱につめこまれて、コンクリートででけた、不埒な集合体ん中で、呼吸なんか忘れ、健気に腐るんもあれやし、やりたくないことは絶対やらんと、誰かがうたう不自由なんか気にもとめんと、とどまらんと暴…

ますます弾けます

ノスタルジックな破壊音、表面だけ綺麗なビル群、群像にとけてくアイス、等価なもんなんかあらへんから、偏執したり、重たい思想なんかを抱えたりしながら、てんやわんやなって、はらわた煮えくり返って、エクセルに入力するべきことのひとつもなくって、屈…

能動的な思考

わけなどなく、わけへだてなく、閉鎖的な計算を続ける経済なんか知らんし、死骸になっても尚、光り輝くようなものになりたいのです。

自由な結末

うずくまり泣く君の恐々とした主観、果てない孤独をやどす木々たち、短絡的な夕焼けに重なる道理と同化する記憶が枢要な価値などをうたい、退廃的な給与を支払う雨、夕焼けにしみいる言葉がドラマチックだねって、粛清の鮮やかな質感、遅配されていく感覚は…

めぐる

シナリオなんか引き裂くんが私であるし、引き合いに出されるもんなんか、どれも退屈やし、本心なんか簡単に語らんし、指揮するんも嫌やから、てきとうに飛び回る。

改造

偶然におとずれる宿命なんか知らんし、知ったかて反するんが私やし、意味なんか求めんと、ドラマチックに生きるようで、静謐に隠遁して、成否や、生死や政治や、経費なんかを飛び越えて、自由すらも破棄して、思いにとどまらずに、逃げまくれ。

縛られる大脳

凍えそうな記憶の枷の、ぬくもりすてた十代の風邪、枕に隠した循環する真理により退行する私たちの喜劇の中で、恋愛により溶け出す花や、勇敢なほどに、蹴り出す強度や、猶予すらも破棄する。

幽遠

暗い恋人たちが、闇に駆逐され、屋根の上で鳴いてる猫の声、太陽も滅んだ、静かな午後の眠り、未熟さに打ち砕かれ、彼らは互換性を求め、彼女たちを傷つけるだろう。

悲劇的な夜の匂い

君の奥の夜の鈍さに崩壊し、 解放されることもない結末に 混じり合う、 夏の始まり方が穢らわしい。

大切なもの

観点なんかあらへんし、頭ん中すっからかんやし、めちゃくちゃてきとうに煽られるだけの日々が断続しては、散漫な意識は軋み、機械的になるとか、ならんとかは知らんし、支配下に置かれるとか、義務的に拘束されるとか、うさんくさくつのる意識的なまがいも…

希望

あほんだらが、 宇宙の外で騒いどんねん。 裾がびちょびちょになるまで、 泣いとるから、 最たる意味も複製されて、 おんなじようなもんが、 ゴロゴロころがる廊下で、 傍観者として壮年を壊すような、 滅びの歌すら 破壊するような希望。

偶感

一部始終にからまる感覚を麻痺させるほどの価値から、感覚を破壊するほどに依存的で、消費的な彼らのモチーフや、彼女たちの広告的な写真に磔にされた、自分を崇めるために、自分に似せた神たちが用いる主体性を破壊するためのコードが上手く隠されたコマー…

歩幅

声を積み立てる 秋の虫、 ケロイド化した カーペットと、 恋の味のシロップに まざる、 資本主義を打ち砕き、 世界性を焼き尽くすほどの ほほえみ。

飛び立つ

君の中で、 千回死んだんやし、 ただ保たれ 交換されるもんが 退屈やから、 短絡的に同化し、 依存する関係も 気持ち悪いから、 放たれる。

猫の記憶

金なんかあらへんから、 世界殴るいうて、 厭わしいもんをかかえては、 ペシミズムに震えて、 ダウナーな夢見て、 むき出しな感情で、 すべてに噛み付くお前。

寝返り

届くかもわからんようなことを、 君に語りかけてる。 誰に届くかしらんけど、 なんべんも伝えてる。 織り込まれる言葉は、 最初は軽いけど、 伝えてるうちに 言葉も重たくなって、 全部邪魔になる。

驕傲

悲しくもなかった、苦しくもなかった、私にはそれしかなかったし、それ以外必要なかった。あらがう先に贖う必要もなく、ただひたすらに疲れ果てた身体がもとめる先は、普通では抑えきれず、暴走する先には果てない後悔と、ヒステリックな権化なのと、短絡的…

弱者の楽園

弱者の楽園では、 憎しみが普通らしく、 のさばる価値は、 権利を放棄するための、 権利を叫んでは、 権力を持った途端に、 徒らになんでも排除するらしい。

願いごとも遠くでやかましいだけや

権力言うんわ、甘美なもんやし、簡単にひと狂わせるし、なんや噂によると、わてらは、確約された死へと移行するらしいって、ペシミストどもが、自らの死を無視して、他者の死を盛大に祝うような、ゆがんだ価値が、正義を作りよるから、破壊的な思想は絶えな…

破壊的な滓

どんどんとタンポポ、 君は鈍感なフリしてるし、 届かんやろな。 依然として、 満たされへんから、 苦しみを何かに投影して、 自分を不憫な、 人形かなんか思てはる。

酒みたいな不味いもん飲めるかい

なんども無限に 繰り返され相互し、 互換される無関税で、 荘厳な日々を跨ぎ、 また繰り返される消えるだけの、 疎ましく愛おしい意味を啜る。 あらゆる現れとは、 作成される以前のものであり、 そこでの物語は、 あってないようなものである。

気ままで勇敢なる遊び

延々と罪をまとい、誰かの意思を背負いながら、退廃的なギミックが、ひとりのものを獣に変え、のけものにされたからって、空っぽな意思をかかえ、気だるい感情が超過していく過信やら、欺瞞やらから逃れ、意識する以前に、形式的な汚穢や、終わりにからまる…

猥雑

義務的な消耗品として、 擬似的なファッショの 貧寒な道具として、 偶然を装い近づく輩が、 ちちくりあって、 繰り出される正しさが、 打算的にせめぎ合う 街のギミックの薄気味悪さ。

逍遥

関する愛に感覚的な もので消費され、 宇宙的な飛躍を遂げ、 誰にも捕まえられぬように、 ただ描き続ける美しさ。

進化

どこ歩いたって、おんなじところでぶつかるし、どこもかしこもいっしょやし、もたらされるもんのどれもが、どこを照らし合わしても、似たようなもんで形成されとるから、頭忙しおますねって、寝返りながら眺める空は、体系も体制もあれへんし、変化し続けよ…