どうやら夏が終われば、 ひまわりが泣くらしくて、 夜中になれば、 ひまわり畑では、 シクシクと泣く ひまわりの泣き声でいっぱいらしい。

うるうると潤んだ目して、召された後に交換される、神経的な終わりや、数多の汚穢に重なる、エモーションや、勇躍するためだけに、ためらわずに打算的な世に対し、敵愾心を燃やすような、不倶戴天の敵が生み出す不具合により、踏み台にされる今にも馴れ合う…

散りゆく身体も 放置され、 ブチだらけの柄が 横たわる アスファルトの ぬくもりも、 やがては消え去り、 さらば現世よと、 歌う身体は、 気概もなく、 果たす義務すら、 遠くで笑う。

闇夜を切り裂いてやると語る空疎な意味を補完するための、空虚な身体が云々と、カタルシスに至らずに、壊れた心が浪費する、逸脱したものが、誰かの所以で長引いて、短絡的な同化をほどこすために、依存的であり、保身のために瀕死で、貧寒なほどに、敏感で…

世界を救うだなんて、 大それたことを 語る勤勉性も潰え、 自らの意志だけで、 選りすぐったもんで えぐり取り、 永遠性をしのぎ、 自らの難しさで指南する。

ええことあるんか、 ないんかは知らんけど、 すべては適度に溶けて、 現れるもんのどれもは、 なんか似たようなもんで、 短絡的なもんを、 押し付けるだけであるから、 適当に払いのけ、 どこにでも居るようで、 どこにも居らんように生きて、 どこにも行き…

考えても意識の奴隷や なんやて、 生きた心地も 死んだ心地もせんから、 ちゃんとせーとか、 性とか知らんし、 森羅万象をバンバン叩いて、 これは猥雑なもんが示す、 支配のコードやなんやて、 陰謀論を盾にして、 騒ぎ立てるんも違うから、 なんかずっと素…

折れ込む光や、惑星と君との関係性や、制度にふやける空間や、居心地の悪い過去から生み出される、打算的に集約された思い出を破棄し、画期的な進路を生み出し、なにかを踏み台にするよりも、ヒロイズムにひたり、なにかを崇拝し、依存的な愛により滅びゆく…

希望を孕んで、 愛を産み出す。 何度も何度も、 その刹那を飛び出して、 確かな愛に 行き着くまで、 何度も何度でも。

原初的なものを破棄して、 グルービーな言葉に 遺棄された感覚を 引きずり出して、 ゾンビと踊り、 リボルバーから降る 虹を超え、 へだてるものがない街へ。

夏の日の恋のローン、分月払いにされる愛の支払いに追われるクローンたちの月末の苦しい叫び声がこだまして、それが新しいビートのようだねと、よだれ玉を加えた、艶美な結末たちが保つ、終末論的な倒錯から、怨嗟や等差が生まれ、資本主義的な怪獣たちが跋…

全体主義に左右されてる 猫たちの会議がうるさい夜、 保たれているものなどは、 アンバランスなままで、 保とうとすればするほどに、 すべては瞬時に崩壊することを、 再生と呼ぶの、か。

截然としている形式や、 やましい雨を降らす雲や、 空虚さを埋めるために 鳴く動物や、 過激な理想を企てる人間や、 期限を生み出す気概や、 気配を迫害するほどの孤独に、 補填される意味が欲しいのですと、 ぬかるんだ風景に 悲観するだけの、 わずらわし…

生きるんは、退屈なことの応酬やねと、短絡的な萎靡沈滞から、隠微な結末になびく思いが収斂し、連動してくもんが、永遠性を超えて、退廃的な呪詛を続ける、つたない連中の真理を打ち砕き、仏教的な気だるいニヒリズムで、蹴鞠をしながら、森羅万象にしたび…

政治的な理想から、理性は制され、制限を生み出すだけの堕落した思いが、エモーショナルな動機を、記録しながら、機械的な論理をたずさえ、静謐な記号を生み出す機械として、支配されるだけの、些細な思いが、機械的な気配に寄りかかり、観点を破壊する。充…

ジュージューと、 照りつける太陽も終わり、 ただ延々と 沁み入る夏の音も、 寂寞に消え、 暮れゆく季節は、 軌跡も残さず、 ただ玉響にかすむ。

つぶれた、カナブンの悲しみも知らんと、あそびほうける街は、崩壊すべきやねんと、秩序の内で語られる正義とは、依然として、正しさがなんであるかを知らんと、正しいとされるもんを持ち上げ、良い気になっとるから、タチ悪いもんやねと、問題も即座に互換…

澱んだ川を、ぼーっと眺める君の罪の意識の値段や、その緻密な意識の果てで、歯がゆく網羅する意識的な互換や、そこで保管されるだけの、空っぽな身体に秩序もなく、維持されるものは、意識の外で、屠られていくような諦観の後にせまる風景に、不埒なラメを…

気配を消し、ケバい夜に動じず、静謐にながめる月日にあらわれるぬかるみにはまらずに、はびこる愛とは、誰かに迎撃され、絶えずあらわれる形式が、今を奪い合い、うたわれるものを崇拝しながら、独占欲だけで囲われ、加工されるだけに至る。

すまん思たら、 罪は増え続けるから、 すまんとは思わんと、 ただ、すぐさま過ぎ去るから、 すがらんと、 自らの思う通りに啜る。

誰も居らんから、 よろこびも膨れ上がり、 誰も指し示すこともないから、 ここでの思いは、 お目当のもんもいらんし、 いたずらに何かを 消費することもない。

誰が老けたとか、適当なことぬかしてけつかるし、肝心要なもんを噛み砕けんと、そのまま飲んでもて、喉つまるしで、忙しおますわ、てんやわんややし、議題を踏み潰してまで、怪物化しますし、復元されるもんや、複製されるもんし、抑圧されてまで、生きなが…

なにかを信用するよりも、 なにかを均等にするよりも、 そのままであることを 希うよりも、 なにかを望み、 なにかを捨てるよりも、 そのままであるよりも、 その後になにがあろうとも、 どうでもよくて、 どうにでもなって、 全くは瞬く間に、 おなじサイク…

死を模倣しながら、とどまらずに動き回る。ぎこちなくはあるがすぐさま馴染み、どこにいても爽やかに制限を持たずに暴れ回る命。

おまえらなんて、 大嫌いだ的な少女たちの 粉末を吸い込んで、 わずらわしい世界を 侮蔑しては、 分別されるだけの 身体を廃棄する。

狂気に加担する エネミーども、 フラクタルな苦痛を システム化し、 マシーンどもが 生み出したアノミーにより、 混沌はより強調され、 根幹を失い廃れる。

すべてはふざけて、 砕けてく、 ぼくはといえば、 誰の言うことも聞かず、 森羅万象を濁しながら、 機械的な論理に 反撃を続け、 与えられた罪に反する。

オーロラソースがかかったスニーカー、関連性を持たない彼らが持ち寄る過去により出来たカフェ、鈍感な奴らばかりだから、机ごと蹴飛ばしてやって、躍動する意識は蛇のようで、自由にうごめいて、時間を引き裂きながら、世界を睨みつける。写真の中に収まる…