昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

終わりも始まりもない夜


 機械的な夜が迫る。断続的な収斂を続け、同じ地点にからまる理論的な洪水や、屑や高次に浸るだけの理想論的な乖離から、関連する動機に破裂するジレンマや、人工的なものから、集権的に執り行われるロジカルな商法から、夜通しなまける身体から気配を錯綜させ、マインドを受理する先々で、関連する動機も、酷薄なものに変わり、介する間に理論的な廃残をくり返し、観点を疎外され、苛む記憶から、潤わぬ思いは収監され、虐待をくり返され、反復する痛みが、執念深くなり、用いられるものすべてを恨む間に簡潔的に補われる季節や、風景などにからまる愚鈍な青春や、静謐さに過去は、呼吸することすら愚かであるのだ、などと促す間に生まれる愚行や、行為に比重するものに押しつぶされ、自らを苦しみを背負わせるだけの退嬰的な欺瞞から、不満足を謳うだけに苛烈な動機に浸るだけの道理に理想は、供給される罪を、誰もが背負うべきであるなどと促すだけの終末論者や、論考を行わずに、ただ与えられた怒りや悲しみだけを武器に変え、完全性を求めるほどに、苛税を与え、絶え間ない苦しみをまばらなままに、この国家たるものに従属するほどに、補填される苦しみは、理性を破壊するのだ、と促す惰性な意識こそが、屈折した思考を生み出し、回路を破壊するだけに至るような退嬰的な疑問から、不満を促し、自由を謳うばかりで、慢性的な痛みを引き出し悲観するだけに至り、過去を引き出すだけに、加工される品位や、林立する意味に孤立するばかりで、表現を喪失し、そこかしこで不安を充填させるだけに至るような対立から、対比される苦しみを流動させ、利用される観念や、与えられるものに還元されるだけの関係から、十全としたものを用いずに、陥る闇ひ浸り、至る闇へと換算される精神は、しどろもどろなままであるし、ままならぬ思いは、毎日に利便性を求めるばかりで、自らの詭弁に騙されるような関連性に還元されるものだけに兼ね合い、自らを損ない、そこかしこに不安を増幅させていく。あらゆる不安は、死を利用し、君の意思を奪うような恐怖に従属し、十全とした精神に至らずに、軽信に至り、何かを信心する限りに、助けはやってくるのだ、と妥当な意味から、位置的な苦しみを引き立たせ、正論を用い、君を論難へと出向き、デカダンなものへと陥らすような等位へと引きずられ、悲観するほどに、補填される悲しみは、今に麻痺し、非難をを浴びせ、与え合う影響が執拗に責め立て、苛む記憶は、今に孤立し、苦しみを媒介させ、破壊的なものに変化し、変換される痛みは、間隔を生み出し、誰も近づけぬように示す間に劣等感や、連動する苦しみにうやむやになる精神が軽薄な理論を設立し、今に偏るだけのギミックや、薄気味悪い政治や、精白なものを知らずに、ただ与えられるものだけを物語るような恐怖に迫るちぐはぐな精神に気配は、従属する限りに陰りを生み、今に機械的な従属を謳い、退廃的なロジックから、浪費されるだけの関係に用いられる依存的な心理から、瞋恚へと至り、引火する精神が燃えさかり、すべてを業火で包むような退廃的な交互から、固執するほどに、非道なものに変わり、変換される苦しみに住まいを移し、衰亡するだけの理性は、離間を生み出し、互いの距離を生み出し、そこに与えるべき愛も、名ばかりのものに陥り、与えられた名が示す意味により、価値は生まれ、あたかも、価値があるように示されるものに閉め出され、生まれるべき愛も、ただ互いの間を破壊するだけに至るように浸るような痛みに悲観するだけの行為に疲憊する精神は、浪費するだけの観念を脊髄に促し、蓄積する苦しみが充填し、血により、連関する苦しみは、記号化し、脳内で物質を生み出すだけのサイクルをくり返し、快か不快かで判断され、判然としないままに刺激を与え、互いを恨むばかりで、嫉視しているだけで、リロードされ続ける苦しみを昇華させるためだけに、ためらわずに何かを恨むべきだ、とベクトルは、ルサンチマンに転換されるものだけを支えに、最たる意味も見つけずに、いつからか、何かを恨むだけに退嬰的なものを俯瞰に急かし、世界を奪うだけに退廃的な異論を唱え、途絶えるだけの精神に乖離させ、理解を得るよりも、今に愚鈍なものに変わり、かばい合いながら、互いを相似させるだけに浸るような苦しみに被害者意識は加速し、今に枷を嵌められ、世界性を奪われ、正解すらも見出せずに、ずっと続く苦しみを演じるような明日に与える影響だけが、映じるものを失わせ、何も見えなくするように作用するような関係こそを捨て去るべきなの、だ。