昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

合理化された愛

童謡の中での朝、
つきぬける陽光と
歌い上げる吟遊詩人の群れ、
報うための形が
空疎に強請る愛とは、
絶えず強制的で、
強要されるほどに、
依存的であり、
損得だけで測られ、
その時にだけ、
永続するものを、
形式的な愛に変換させる。