昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

目覚めたまんま

でっかい象みたいな言葉たちがぐんぐんせまる。むしばまれた君のこころで出けた、虫食い穴に埋めるべきもんも、ベクトルやパトスやなんやて、うるさいよってに、白昼夢の最中、よだれ垂らして、退廃的な夢に滑落すんのも、ありやな言うて、とどろく雷鳴にビビり倒して、退化するだけの、多目的な日々に駆逐されるだけの、現代的な病や、過ちがなんや言うて、あさましい連中が支配するケロイド化した日常に敷衍するもんなんて、知れたあるから、あんま信用せんと、哲学的な傷痕に君から互換されるもんなんかは、あまり役にも立たんような、普遍性を侵食しはってからに、完全性を謳う儲けのリズムや、リスクがなんかが、被害者意識をかかえ、独占欲にみちびかれ、緩和されんと、引きずる悲恋か愛惜かなんかに、引き裂かれたこころを癒すような仕事を、ワシはしたいから、書きよるんかと、価値をも超越するためだけに、ためになるような、ならんようなことを、ならず者的にも消費しまんねん。快楽主義者なんてもんは、幻想を追いかけ、幻想を追うほどに老け、自らの排泄物を食らう的な発想をほどこすルサンチマン的な嫉視により、慢性化していく自らがほどこした幻想により、肥大化していく憎悪の虜たるルサンチマンが快楽主義者を製造するんやって、僕らの母、つまりは崇拝すべき全世界の母や、全宇宙の父や、蝿の王や、近親的な交合によりできた世界で、確かなもんを謳うほどに、ぜんぶ偽物なるんですわ、言うても、痛み増すばかりやし、世界は恨みで蒸し返しとるしで、忙しいもんすな。