昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

ギミック

能動的な彼らの至極、放し飼いの自由につきまとう不安に黒々とした心の隙間に互換される悲しみを通わす悲劇的な挿入歌、偽装された真実により根絶やしにされる私たちは、なにが不安かすらもわからずに、求める安心感などに抑圧される、とよくある話をつんざくステレオタイプな奴らがやかましくごまかす間に明晰なものすら損なわれ、そこかしこに厚かましくつきまとうマシーンみたいな奴らの巣窟で犠牲的で井蛙な連中が締め出す先々では、絶え間ない対立と、大義名分をふりかざして、複製された真実を崇めるばかりの惰性な奴らが生み出した生きている限りに続く煉獄、新たな法と新たな暴力装置の出現、君たちが君自身の主人たれ、と崇めるものすら潰えたから、と保守的な理想をかかげ、理性をギリギリなところで保っているたまゆらになびく母たちのギミック、空疎な自分が補完する憐憫や、適度に補正されるほどに生まれる空白や、くたびれた意思が規制し続ける犠牲的なものの派生や、一過性のものに支配され、位置付けられたものに磔にされ、そこで手懐けられるだけの私の中での交換、なにか精一杯生きたとしても制限されてばかりだし、ここで保っているものなどは、当たり障りのないことばかりだし、いつも必然性はないものねだりであるし、あればあるで恨んでばかりいるし、羨んでいる暇もないし、病んでばかりいたら、そこに居続けて、いつもみたいに笑えなくなるし、といったような繰り返しの中で派生してゆくものは、資本主義的なものからはいつもかけ離れていて、ただ笑えれば良いのに、邪魔ばかりするから鬱陶しいし、ここで虐げられても、この精神は枯渇することはないし、資源は永遠に配分され、描くことを絶えず渡してくれるし、私では私でしかなく、そこには差異も等差もないし、搭載されているものはスパコンよりも出来はいいけど、いつもデタラメで適当であるし、あらがうほどにあらゆるものが弊害に変わるし、閉鎖的なものが次々と突きつけるものが形骸化し、端々に生まれる苦しみのようなものを互換するほどに、満たされないままに移行して、その場で駆逐される前に互いを補い補完された後に正しいとされていたものが強制力を持って、抑圧される前に、真実を掴んで、自らの手ですべてを翻す。