昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

混淆

コンクリートを嬲るジャズ、棲家を失った猫たちの大群、群生する私利私欲をフォーマットさせ、アルカロイドにより、痺れた大脳が、リリカルな事案を運び出し、成り合いや、馴れ合いにより、枯れてしまった全くの追憶の波形、記憶の焦土、おいぼれるだけの時間、悲観的な歌唱、所詮は、悪を作るのが正義であるのだと、退廃的なパンクスたちが語りかけるアナーキーな夜、和む隙間から背徳の理由が毀れ、紊乱なショーケースで立ち尽くすマネキンのような気分で、隷属するための過ちの化合物を集め、新たな観念が形成させる、窮屈な真実を突き破り、裏切りばかりが、路上を締め付け、うそぶく使命感が、安易な結末を謳い、君を縛り付ける間に、怠惰な決意を仄めかす悟性や、凡庸な今朝を押し広げる、退屈な世界、陥れられるだけの、曖昧な今朝に押し寄せる、退屈な理念や、体系化した今朝、愛されたいと願うだけの虚空に押し寄せる起源、虚しい風邪、あらゆる不機嫌な挿入歌、輪廻転生に寄りかかる時間との決別を終え、皮肉をひっくり返し、悲観的なものに患うより、この、苦しみにも似た恋路の先には、やがて、君を締め付ける意味からの解放と、途端に崩壊していく、哀感に平伏すより、被害者意識を加速させるだけの、惰性な感情に引き延ばされていく過ちや、差異などを含んだ幼稚なギミックや、空間的な災いを呼び覚ます魔女のような気分で、文字と跳梁跋扈して、超越を繰り返すためだけに、怠惰な今に食い込む無惨な結末と、私が生きたことにより、高揚する無秩序な余韻、はびこる悪意を吸い込むための掃除機として生きたいと、思うなどと、うそぶく間にトレードされる感情の類似品をくっつけて遊ぶのだ。f:id:jibmfmm:20240106033803j:image