昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

統合

筋張った街、君も僕も卑怯であるし、そのまま、憂鬱を散りばめた銀河で、メタファーごと、死滅してしまうのだろうと、子宮的な街路樹で語り合い、バスドラムで会話する先々の優劣が悩ましく、ビブラートで話しかけて来る君たちの期待感のようなものが炸裂して、隠語や、印象的な思いの保管場所や、縫製される夢や、規制されるばかりの、退屈な島国の中でのしあわせなんてものは、何か、退廃的なものであるし、その場しのぎの思いの中で、ぶつかり合っては、壊疽して行く面影もチラホラ、行方不明の彼女が示唆する楽園につながる連絡船、永久戦犯たちが彷徨うドラスティックな夜の頼りなさ、悲観的な果実を貪り食う猿たちの王との対話、分断され続けて行く現実をよじ登る子供たちの騒ぎ声、暗澹とした鼠蹊部から現れる吸血生物、群像を駆け巡る野良猫たちと仲直りして、運命論者たちが語り明かす屈折した予感や、義務なんてものは、なんの役にもたたないから、全て破壊して、偽造されていくだけの、形あるものの終焉や、前頭葉で泳ぐ、極彩色の魚たちの群れ、浮腫んだ奴らの深層心理を掻き乱すための、絶え間ない嘘、輪になるほどに、争いが激化するのだと、語りカタルシスに至る精神科医マントラが垂れ流れる町内放送、君たちの正義が、過剰反応を示し、締め出される思いが、応用する真理や、高尚な余暇を過ごし、紊乱な焦土で蠢くバランスの悪い芋虫たち、アフロディーテと踊り、優しい雲に乗り、横暴で、支離滅裂な君の尺度を破壊するための、セオリーこそ、破壊すべきなのだと、力説し続ける事により、みずみずしい現実が生まれるのですと、促す君たちの癇癪と革命、攻撃的な冬、賄賂を受け取るタヌキや、廃棄物の上に鎮座し、猥雑な星を眺めては、確かな愛に和むのです。f:id:jibmfmm:20241201053542j:image