前頭葉を弄る君の指先、感動的な和解の先々では、絶え間ない傷や、誰もが目を塞ぎ、暗澹としているだけの君から脱落し、耽美な結末に、すべてを押し付け、恬淡として、たわわな年月に、ニヒリズムなんかを爪痕や、鍵穴かなんかにして、すべてを押収するために、絶えず善良なフリをした悪人を打ち倒すべく、ベクトルは、怒りだけなのと、語る彼女の口、追憶に課せられたギミック、拙い気温差も、落差のように感じ取られてしまう君のギミックや、ナショナリズムなんかを、すぐさま、打ち砕かれてしまうだけの、身体を破棄して、スカイブルーやミッドタウン、憂鬱を仕切る画面の裏側、多目的な自己の寂寞を手繰り寄せ、銀行的な夜更けに備わる独善的な答えに擦り寄るための答えを裏切り、独自の視点で、すべてを見つめ直し、見繕う君と未来や、厭わずに永遠と交わる花や、後出しだとか、点と線やエフェクトが何やかんやと、歌い出すリビドーによる破壊性、分裂して行く空間から、かさばるだけの思いの派生や、制圧されるだけの、イベント内部での、彼氏との役目としての君や、確かに縋る癖を治せずに、ただ、撹乱され、頭も確かに狂っているのだから、バラバラのままで、何も構うものかと、ままならぬ今を、振り出しに戻させ、制限ばかりを生み出してばかりいるし、無作為に抱かれたり、見境なく愛したり、理不尽なままに、巻き取られて行く世界を蹴散らして、見よう見まねで、世界のようなものを作り出しては、良い気になってやがる。