昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

到達

前頭葉にターボがかかり、すべてを超越して行く辺りから生まれた気配に包み込まれ、母胎回帰してしまったのだと、カタルシスに至る不文律に囲まれた男、森羅万象を食べ尽くした神たちによる踏み潰された青春、オルタナティブな感傷の後、カーステレオが嬲る静寂な朝、改ざんされるだけの街並みであらがいながら、倒錯するだけのゲノム構造に、拘束された内面性を、アスファルトで焦がしては、誰にも手懐けられずに、ただただ、覆い被さる過ちを退けては、訂正されるだけの、疎ましい現実から解き放たれ、麻痺する面影も、爽やかな残像に変わり、理由を過積載してまで、運ぶまやかしのトラックや、現時点を切り裂く幼稚な機関や理、不安感が雷に打たれては、その衝撃で焦げた前頭葉を愛撫して、定めもなく彷徨うゾンビのようだねと、妬ましい現実を書き換えて行く書記長、長蛇の列が蠢きながら、肥大化するアイロニーを弄るムカデの群れ、誓約書を引き裂いては、優しく見守る子猫の様子、素通りして行くだけの一部始終をお守りにしては、悲哀に満ちた彼女のコピーロボット、狼藉を続ける腐敗した権力の数々、曖昧な伝説を凌駕するために、この生命を逸脱してまでも、全てが知りたいから、哲学者として生きる道を選んだのだと、ランダムな世界が選んだ攻略法や、無秩序な雨、清潔感もない不確かな過去の化合物や、行方不明になった感情のカスタムを終え、紊乱な衝動に焚き付けられた君たちの原理や、被害者意識を加工し、他責思考に支配されている君たちの傀儡たちを打ち倒し、精神構造的な覇者として、交換され続ける幼稚な災いを取り払うために、この契約は、続くのである、と宣言するギミックの中の君たち。f:id:jibmfmm:20250520063538j:image