昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

記録

自らの内面性を破壊し尽くした爆撃機が飛び交う痩せた今朝、ブラインド越しに見える生活感も、何か、アンニュイとした雰囲気の最中、怠惰な自らの動きを、ぼんやりと眺める間に、戯れる余韻との、インタラクティブな君の切りすぎた髪や、悩ましい過ちをチクチクと縫い付ける老婆の乾いた肌、希望も願望も潰えた朝に、傘もささずに、差し込む光から逃げ惑い、間違いばかりを改める隙間から現れる大義から、空回りするだけの日常や、聞こえる銃声や、良くない事などを、断続的に生み出す弛まない隙間から、ランダムに吸い込まれてゆく秩序、再現なんて出来ないから、分裂してゆく時間や音との対立を深めては、自分を歪めてまで、値するものなんて、ほとんど何もないのに、すべては、戸惑いばかりを生み出しては、今を離れ離れにさせるし、誰かは、誰かの幸せが嫌いらしく、今に虐げられたりしながら、支配的な奴らが全人類の強度を調べるための実験により、人工的に増えたり減ったりしているのだ、と斜視の学者が唾を飛ばしながら、必死に語りかけてくる3Dビジョン、視覚的なものを奪う事により、より良い宣伝作用が見込まれるなどと、嘯く営業マンの必死な作り笑顔、大義名分なんてものは、もう既に死に絶えたのだ、と嘆き悲しむ野良猫の波動砲により、ほとんどの生命が死に絶えた地球、正解なんてもののほとんどは、自分のやましさや、悪意を隠すためのものにすぎないのだと、苛立ちにより壊れたテレビジョン、杜撰な時代のモデルケースとして磔にされ、グングニルの槍でチクチクと痛めつけられながら、健気な信仰とは、簡単に人も世界も、捻じ曲げてしまう事を知る。f:id:jibmfmm:20250822045842j:image