昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

のらりくらり

悔悟を伝う足取りの重そうな動物たちの群れ、自らを傷つけた鳥たちの千切れた羽根、互換性も損なわれた健気な機械たちや、痩せた子供たちが踊る満月の夜。

砂浜

若者はスベスベだし、すべての罪は、君が気負うほどに、その罪は似合うものに変わるし、かけがえのないものも、関わるほどに悪意をためこみ、果てない自由とは、理由を求めるばかりで、バカにしたり、秤にかけたり、加算させたりと、足りないものを満たそう…

わだかまり

知ってるビルもつぶれて、新しい建物になって、似合わん髪型とかして、なじんだり、なじまんかったり、嘘の笑顔で必死に駆け抜ける日々は、なんか生きてる実感ないとか、泣いてる心が憂いに破裂して、時代的な襞に吸い込まれて、混濁する意識が子を産んで、…

ニヒリズムの焦げた匂い、コアを失った地球を調教する女の子が荘厳な音楽と共にとむらう日々の屑、仮想的なものを飛び越え、敵愾心に震える因果たちの終焉に腰掛ける支配的なモノクロームに敷衍していく日常や、インタラクティブな午後に措置される悠遠から…

やさしさ

汚い遊び場で群れる子供たち、孤独にあえぐ終末のよろこび、コンビナートの夜景に眠るウサギのぬくもり。

立証

夜に吸い込まれる言葉が連動し、動詞や、やせ細った太陽に関与する面影に虐げられ、健気に支配される君の数々の欺瞞を解消するための立場なんかを破壊して、純粋に踏み荒す日々。

刺激

戦闘機が飛び交う深夜、もう戦争は終わったんだと語る兄弟たちが吹き飛ぶ。心音がプラトニックに入り混じり、ねじ曲げられた思い出の破片や派生なんかが、カタルシスを求めては、破滅的なものを追い求めるような曖昧な示唆から、感覚はゆらぐから、君のこと…

異物感を孕んだ個体

神々しくうなるリズムの襞につつまれる。襞から生まれる、つつがない思いが広く敷衍し、厭世観を吹き飛ばして、実感する先に現れる些細な繰り返しによって、この命はサイクルし続けて、退廃的な模倣を行うだけの者が打ち出す悲哀から抜け出して、誰を責める…

女神

豊かな休日、誰もが真理を語らず、ずさんなままに、仰ぐ太陽が神々しく、恋模様に磔にされる人々を救出して、天まで、駆け上る。

女神

ラクでラグジュアリーな休日、誰もが真理を語らず、ずさんなままに、仰ぐ太陽が神々しく、恋模様に磔にされる人々を救出して、天まで、駆け上る。

懶惰な個体

神々しくうなるリズムの襞につつまれる。襞から生まれる、つつがない思いが広く敷衍し、厭世観を吹き飛ばして、実感する先に現れる些細な繰り返しによって、この命はサイクルし続けて、退廃的な模倣を行うだけの者が打ち出す悲哀から抜け出して、誰を責める…

恐々

君の奥の、あくせくした黒、印象はモノクロで、ろくでもない季節を追いかけ、無残に散る美しさ。単純な闇は調和を求めて、しびれる身体が肥大化し、意識の襞に入り込み、混濁する意識は昇華できずに、あいまいなマインドに捕まって、退廃的な面影に放たれる…

緩慢

朗らかな宝物、完膚なきまでにいためつけられた健気な立証、簡単に消え去る未熟ないのち、遥か無垢なほどに、似た者を憎むだけの君。

なびく

卑屈な奴らが睨みつける悠遠、捕食されるために、立ち尽くす君の理が、利己的になって、担う意味によって、恨みを加速させ、すべてに枷を嵌める。

濁流

自己愛に満ちたビル群、愛は食欲が増すと君が叫んで、外見だけの街路樹がゆれ、銀色にかがやく銀杏ころがる夕餉、飼育されている人の群れが、誰かを責め立てていることが、世界を保つ秘訣なんだと、均衡も保てぬような恋の果てで、いじらしく揺れる完結が、…

完結

咀嚼される正義、犠牲的な雨に濡れ、ゆだねられていく思いが低劣なニュアンスを伝え、延々と嬲られる。

結膜炎

うずくまる君の角度、うばわれた日々は戻って来ないのだと、妥当な位置から漁る理由から、理不尽に回転する日々がいびつにめり込む流動的なメロディーに酩酊して、星で堪能した恋は、汚穢を放ち、孤独なキズを与えるのと、魯鈍な形式を孕む君の尺度、あらが…

恐々

君の奥の、あくせくした黒、印象はモノクロで、ろくでもない季節を追いかけ、無残に散る美しさ。単純な闇は調和を求めて、しびれる身体が肥大化し、意識の襞に入り込み、混濁する意識は昇華できずに、あいまいなマインドに捕まって、退廃的な面影に放たれる…

結膜炎

うずくまる君の角度、うばわれた日々は戻って来ないのだと、妥当な位置から漁る理由から、理不尽に回転する日々がいびつにめり込む流動的なメロディーに酩酊して、星で堪能した恋は、汚穢を放ち、孤独なキズを与えるのと、魯鈍な形式を孕む君の尺度、あらが…

濁流

自己愛に満ちたビル群、愛は食欲が増すと君が叫んで、外見だけの街路樹がゆれ、銀色にかがやく銀杏ころがる夕餉、飼育されている人の群れが、誰かを責め立てていることが、世界を保つ秘訣なんだと、均衡も保てぬような恋の果てで、いじらしく揺れる完結が、…

介在

結われる時にひそむ物語、たちまちに計算されるだけの愛が参画する日々、備蓄されるだけの絵画的な愛の配下として、カンバスの中で鈍麻になびく主観。

笑い声

トーストの焦げた匂い、くらべられる世界のベランダ、裸婦像が踊り出す奇妙な夕暮れ、偽装された深夜に住まう窮屈そうな子供たちが遊ぶ遊具、競い合うだけの真実は、自らを苦しめるために、繰り返し嘯きながら、空を睨みつけ、ミントの香りがする夏から解き…

前のめり

何吸うてるんかもわからんくらいに、空気に溶け込み、爆砕されてく一切に強要されずに、たたずむ大木との対話なんかをしながら、高揚し続ける。

中庸

逃走し続ける先で、うとましく結ばれる思いも苦く、チクチク痛む心が疎んじ、たたずむ君は、孤独にもがいている。

偽装

悲劇的な汗に混じる高揚感と陽光、ひずむ理論のプリズムや、不安を煽るだけの代償なんかを飛び越えて、身近な愛に帰り着く。

笑い声

トーストの焦げた匂い、くらべられる世界のベランダ、裸婦像が踊り出す奇妙な夕暮れ、偽装された深夜に住まう窮屈そうな子供たちが遊ぶ遊具、競い合うだけの真実は、自らを苦しめるために、繰り返し嘯きながら、空を睨みつけ、ミントの香りがする夏から解き…

遊び場

あんたらの暗澹とした模様が、でっかい猫なって、世界で遊び散らして、ぶつぶつ言いながら眠る。

体臭

季節の変わり目の夕暮れ、美しい死、君の寝息と、カスタムされた思い出、綺麗な横顔と、生温い風、化粧の後、濡れた洗面台。

せめぎ合う

君は正義をふりかざして、憎しみを増幅させていく。あらゆる正義に踏み台にされ、犠牲になる真理は、他者により縫い付けられ、そこで身動きを取られなくする。大衆により、操作される正義は、何かを抑圧し、誰かを監視し、支配するためだけに機能する。死に…

凄艶

軌道修正なんかしないで、おどけて未来を捕食し、朽ちてく感情なんかが、てくてくと歩いて、のっぺらぼうな、日々を感覚で別れさせる。