昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

感激

浪費され続け、一貫性もあらへんと、あらゆる意味をアラベスク模様みたいにして、憎しみを補完するための肉である君は、補完され続ける悲観的なもんによって理論上、排斥されるもんを、豪勢に食い散らかしよるし、過信するばっかで、進化を厭うから、いつま…

襤褸を着込んでスキップするのです

悪魔たちが住む街、街中に走っているローラーコースターで偽善者たちが気絶している。

輪唱される理

たまごみたいな身体して、テレビの中をころがるいびつな人々が構築する真実などは、本質的なもんもあらへんから、偏執するだけにいたるような、ゴミみたいな問題に、実質的なもんなんか、ほとんどないし、朝からくしゃみする犬がうるさいから、文句を吐き散…

民衆

ここではないどこかなんか無くて、 たちまちに現れるものが、 我が物顔で突き進み、 自分のことが信じられないから、 誰かの価値を受け入れ、 ただ経過するものに荷担し、 間違った思想により、 煽動される意識は、 操作され支配される。

速度

無理なんかいっさいせずに、 蝉蛻し続ける先々で、 規律すらもいらずに、 逃避行を続け、 どこにも行き着かずに、 ただ迷うことにもよろこびがあふれるし、 長生きし過ぎたから、 世界をさっさと 終わらせます。

鈍麻

いつだって奴らは、 人のやること ばっかりに夢中で、 自らで何かを成すことを 知らない。

無償

真理にむれる虫、宿なしの青春がたむろする街、名前を捕食しては、異物感をかかえ、散漫な日々をむさぼるだけの、惨憺たる余韻に記号を加える君の様子、憎しみが生える裏通りでは、論証されるものを毛嫌いする実体たちが、過去から離れて、空間とフュージョ…

写実的な耽美

淡い球体の中で感じる胎動、体温は上昇し、虫が鳴く声がからまる刹那、関わることで深まる思いは、ただ関わりを深めるよりも、ただ何かを増やすさず、求めるものもなく、行き着く先を探さず、ただようことに感銘を受ける。

空気的な愛

乳歯につもる黒いやつ、痩せた犬たちが踊る怠惰な朝、傘は折れたままで、擬態化するだけの文字を食べるコンドルや、恋に駆逐された夏の夜に老けていく時代とかいうものを捨てる。

帰巣

たよりなく行き過ぎる風景、吐瀉する思い出が分裂して、整然とした帰路を与え、保たれる思いも縺れる。

二人

何かがこすれる音が、静謐な夜を淫靡なものに変える。同化し続ける二人の鼓動は、数十億年もの義務的な営みを超過し、不自然なままに融合する瞬間は、時間をも超克し、自らの思いが相手に反響するのが、自らに反復することにより、より強度を増していく思い…

情け

トマトみたいな 雲がぷかぷかと、 真紅にもだえる 月夜に互換される ぬくもりが、 そのぬくもりが、 誰かを傷つける、 じっとりとした余罪。

排外主義的な女

アブストラクトな恋の行方や、 結末に敷衍していく激情の住処から、 過信しているだけのものを除外し、 完全性を求めるだけの 愛の惰性さを破壊するための 普通を謳うような輩こそを排除し、 私は君の足枷を壊すためだけに生まれた。

刺激的な日々

すくすくと育つ思いにより、君の影は消えて、かけがえのない今に混ざり合い、支払うための義務や、犠牲的な人々の疲れた表情の中で、原始的な消費を続ける私は、つつがない日々を諭し、散漫な動機におとずれる教養的なものが抑圧し、よくあるべきだと諭し、…

恒常的な供儀

アレルギーに囲まれた街、緻密な細胞が結集して、宇宙を形成しているのと、語る君の信号みたいな言葉が、大脳をくすぐり、アニミズムをうながしては、誰かを磔にするだけの代償を生み出し、すべては踏み台にすべきだと、ファシズム的な考えが敵意を生み出す…

はねる音

君はなんも知らんでもいいし、 となりでおざなりに、 ずっと笑ってたらいいし、 何かを知ろうとするよりも、 そこで勘ぐるよりも、 ずっと尊く鋭く スローに、 衰亡もせんと、 主義や思想なんかに騙されんと、 星の上で理由もなく踊る。

違う

君からすれば、 それは単なる寄り道だった。 君からすれば、 それはすべてではなかった。 君からすれば、 それは単なる寄り道であって、 それはぜんぜん何かと 違っていたんだ。

襤褸

いろはにほへと、 とうへんぼく、 朴訥な君、 機関車みたいに 吠える夜が奇妙やから、 詩の女神に感謝、 人間とは腹立つぐらいに 欠如してるから、 ランランとスキップする。

円環

愛することとは、 時間でもなく、 期間でもなく、 濃度であり、 濃密な瞬間は、 永遠をも超えて、 時間の外へと飛び出し、 愛することの尾に 食らいつく。

幽体離脱

黒豆も白豆も、 死んでもたのに、 世界は依然として、 おだやかなフリをして、 誰かを傷つける。

昨夜

また君と出会って、 なにかを伝えたいが、 そんな簡単な方法ではなくて、 なにが大切かを考えると、 なにかを得るためのことばかりで、 言葉では足りなくて、 互い違いになって、 また離れる。

退廃的なものを乗り越える

キュウキュウ唸る原始的な傘、なつかしい調べも、ただ過ぎたものを撒き散らすだけで、たしかなものなどなく、どれもがドレスアップされ、英雄などは、どこにも居なくて、真実などはないからもしれないけど、どこまでも儚く散る一切が、愛おしく混じり合い、…

なめらかな花

依然として、 ボロボロの小説の中で踊り、 近づくほどに、 チカチカする目の裏で、 真実はめぐるから、 目回るし、 すべては、まばらだ。

あらがう隙間に現れる曙光

境界を用いるだけの、凡庸な煩悩を引き摺り出しては、屈折した普遍性が、短絡的な制度を設けるために、騒ぎ立てる。惰性な立憲によって、法が正義を盾にして、あるいは、自らを守るために暴力を用いるかぎり、主義や主張は歪んでいくのだと、センチメンタル…

治らない風邪のような恋

テクノ聴きながら 眠る犬の心音と 一致した言葉が 観点を破壊し 観測されるものすべてを なぎ倒すような群れ。

ミルクを吐き出す

おー、おまえ死ぬまで俺を離すな。あー、おまえ、おまえであることが大切とか、うそぶくな。だれかの武器でなるな、だれかの武器を探すな、だれにもなるな。おまえが、おまえでいることは、たぶん難しいやろうけど、なにかになろうとはするな。

その場で繰り広げられるもの

思いとは、あたかもその場であったかのように繰り返される。思うことへの報いか?あるいは、なにかの進化による代償か?思うだけでは、足りないからか?夜が終わって、朝がニヤケるまで、考えは巡り、還元されずに、彼方まで消える。

面影

思いは誰かの力を借りて、 加速するばかりだ。 とめどない思いは、 君を思うことよりも早く、 朝靄に消えて、 夜にあいさつを交わし、 路肩で消える。

やさしさ

自覚してない背中が、 寂しそうやな。

刷新されていく

無関心なままに行き過ぎる人びと、ひまわりと、散漫な夏の彼方で、キュウキュウと唸る人たち、憎しみも鳴くんやねって、寝転がりながら見上げる天井は、なんか自由な様子やし、クヨクヨしても仕方ないから、敷かれたレールなんかを取り外して、勝手気ままに…