昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。

そこで止揚されるものも途端に自らの高さと低さの霊に意志を奪われ、自らの力に屈するだけに至るし、現れる苦しみにあらがうほどに自らとは損なわれ、そこで価値を決め込むだけに至り、今に現れるあいまいな痛みをリリカルに昇華させ、詩的なものへと転化させることだけが、自らが自らを認識させる、まる