昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。

閉め出される思いは、何かを守る必要性も感じず、そのままに過ぎゆくのが刺激的であり、そこかしこに現れる知に模様を描き、同じ模様しか許さないようなデカダンなアカデミズムに示唆され、何かに支配されることだけが、確かな方向へといざなうなどという幻想から放たれ、わたしは、わたしのままで居る事すら拒否し、自らを飛び越えた辺りに値すらなくなり、わたしすら無くなることにより、何かを用い、何かを求めることすら無い、ことすら無くなる、まる