昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

ステキな結合

理想的な結婚の中で高揚する双極性的な成否の陰で製品化される己の価値を野ざらしにしながら、そそのかされてゆくだけの君たちの行動の中で満ち足りないものばかりだ、と似合わぬ価値を着込んでいるだけのインモラルな世界の中で加算される喜びなどに高揚するより、より良いものを作り出すためだけに生きる幼稚さにより嬉々としている。幾億もの定義が私を傷つける後先、法を破棄したノスタルジックな余白、汚い過去から高揚する余韻が摩擦を繰り返して、正しさなんかを謳う奴らに反して、ひとり静謐にゆらぎながら、混沌としてゆく意識にはびこる悪意をすなどるだけの国家によじれる予感や、扇動されるために産まれた君たちが互換するもののどれもが誰かの奴隷であるし、どれをとっても似たようなものばかりだし、悪路を整地するようなインフラ整備も執り行われずに、取り残されてばかりの僕たちの他愛ない日々に即座に補完されるために備わる愛などがなぞる俯瞰にマテリアルすらないから、スラスラと嘘つくのかと、出来合いのものを掲げては、加算されるために謳われるものに反してこそ、私たちは、私たちであることを乗り越えて、ここではないどこかへと旅立つのかと、固執することもなく、また一切の欲を放棄した後に敷衍してゆく物語の行く末を恨むばかりの君たちが支配し、従える行き先には、対立ばかりを生んで、肥大する苦悩に圧壊し、はぶかれた途端に恬淡に生きるより、なにかを憎むことでしか、生きているように錯覚しているだけの生き方なんかしたくもないし、モチーフされ、持ち寄られたものに寄りかかるほどに価値とはゆがむ。荘厳な面影をむしばむ君たちが補正する先々では新たな対比が次々と生まれては、なにかを奪うための闘争がささやかな幸せと謳われるものを引き裂く。