昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

和解

聞く耳も持たず、批判ばかりの口うるさい猿どもの至福、疑ってばかりで穿った考えに嵌りこんで抜け出せなくなってしまった人々の渦、卑屈な連中の理屈の連鎖に引き摺り込まれないために、今に翻す哲学の出番です、とバジュラを用いて、宇宙を終わらせようとする創造主たちを超越して、紊乱で貪婪な連中との対話には飽き飽きしてるし、と諦めてばかりいる君の否定的な観念から飛び立ち、自らの意思だけで飛び、記号化した余韻から放たれる言葉が老化するからと、紀元前からあふれる数々の欺瞞により焼き尽くされてしまった街並みに潜む空虚な互換性や、関連する意味合いに潜む卑劣な動機に寄り添う価値観を管理するだけの、官僚的な策略や、孕んだ悪意や、迫るヘゲモニーや、口約束により膠着する惰性な結末や、寄り添う末端から腐る全くの価値や、ちぐはぐになって、つぎはぎの日々の中で分裂したり、分散したりして、孤立した問題などが破壊的な情緒をたずさえ、延々と制限を加えられ、空腹を携えた君たちが意味もなく彷徨うあたりから、価値との和解を企て、遭遇するものから解き放たれ、はびこる意味に執着するだけの君たちが思い詰める先では、対立ばかりが続き、機械的な気配が迎撃する罪や、そこですれ違うだけの罪との衝突や、照合するものとの擦り寄りや、互い違いになるだけの惰性なナルシシズムや、馴れ合うほどに補完される関係性に付着する道理や動機に蝕まれ、無駄口を続けるだけのアイロニーや、あいまいで不吉な季節に放射する意味の一切が惑星に変わるまでの軌跡を追い、横溢することごとくの循環により慈しみが生まれ、つくづくに迫る道理が曖昧な基礎が迎合するものにそぐうほどに、偶像や偶然に圧し潰されてしまう。