昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

終わり

貰ったリング、気持ちは、あそこに置いてきて、ちらつくハーモニーに、やるせない気持ち、漂う意識は、純然たる予想を散りばめ、類似品たちを駆逐していき、希望の音階をよじ登るボウフラ、大人になれば、嫌われる蚊、対価なんて求めて、退屈な君の危難、火を吹く真実、ドラマチックな和音、戦乱にみちびかれる道理、輪唱する箴言と情交、温和な過去や形を傘で守る生活、淀んだ小説を、松果体に隠して散歩して、壮年に備わる感受性をプールに浮かべ、投影される意味の中で攪拌される猜疑心、偽装される言葉のバカンス、たどたどしい愛に寄生するのが、我々の動機、ジレンマや漫然とした時折にひそむアイロニー、憎しみを廃炉にして、ログアウトした地球の色素、騒然とした意識の彼方、遮られるだけのキュートな日々、段落に座り、理解などを超越した平和な散歩に、清貧な詩の中で白けた思いを攪拌して、大義を破棄して、買い物用のカートに乗り、徘徊するスーパーの中、ドラスティックな一貫性に、良い感じになるまでの殴り合いの末路、電子的な彼女、光年を走り馴染むまでの嘔気、幼少期から革命のためだけに植え込まれた帝王学や、猜疑心や、アイロニーや、憎悪、そのような深刻な支配の中で培われたエディプスコンプレックス、新たな構想のために、のたうち回る順序、純然たる動機が氾濫し、今にシンクロするチンケな理由を消毒し続ける日々。