たじろぐ瞬間を写真に収め、その場に思い出を留めようとする君が、耽溺を繰り返す利己的な主観から現れる彗星に乗って、管理される苦悩をひけらかす自称アーティストのジレンマや、空白を埋め尽くす新たな区画や、大義を損ない、セオリーを食べ過ぎたが故に、倒れ込む市民の群れ、敵愾心による湿疹に苦しむ子どもたちが嫌う学校の授業では、安易な連帯感なんかを促し、ただただ、奪われるだけの時折を手懐けるために、洗脳を繰り返したりして、食うために、喜んで対比されるだけの日々で孤立し、恒常的な憎しみを孕む惑星の中で、焦熱を繰り返し、乾いた心身が羽交締めにされ、歯止めもなく、現れるものが、強制的に与える影響により、疲れ果ててしまった君たちの現実に攻め入る敵国を、仮想しているような奴らが謳う正しさなんかをが覆い尽くし、応用されるための原理を、絶えず捏造する事が、高尚なんだと嘯く奴らの、破壊された足指、怠惰な故に、情報に誘導されるだけの君たちを、覆い尽くす新たな憎しみにより、支配されるだけのレジスタンスが掲げる、退廃的な主義主張により、思いは磔にされ、今にも、偏執していくための現実が、絶えず分裂し、忌々しい現実の空虚さに耐えきれず、ただ、体系化していく最中、機械的で、幼稚な策略により、あらゆる罪を横柄に支配し、さらなる罪を生み出し、意思を欠損し、損得で蠢く虫たちや、向こう見ずな君たちの託児所、大陸を覆い尽くす嘘偽りの数々、重厚な腫瘍の切除、ノスタルジーな電車のきらめく音、刹那を掃除する箒や、エタノール臭い結末、退嬰的なものの立証や、今を模倣する動物たち、画期的な気配を貪り食う権力的な奴らの妄想や、破傷風に苦しむ木々たちの、暗鬱とした声、汎用される答えに群れる餓鬼たちは、食べても、食べても、道足りないと、物足りないのだと、何度も襲いかかる空腹に絶えきれずに、すべてを食べ尽くし、互いを貪り食う間に、すべては、損なわれ、何も無くなった後ですら、まだ、足りないと蠢く餓鬼たち、互いがすれ違い、自らの外で果てていくものから、逸脱できずに、餓鬼たちは、目の前の苦しみに、苦しむばかりである。