昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

塗り潰す

犬歯を研いで、明るい未来なんかを嘯きながら、今に訪れる危難や、機械的な道理を弄る偶像の君たち、偶像ばかりを信用しては、いつも大切な何かを見過ごしてばかりいるし、言い訳ばかりで、つまらないし、劈く思いがひしめき合い、惹きつけ合うものにより、圧壊してしまうだけの日常の愚かさよ、過信ばかりで、何が正しいのかすら理解できずに、今に駆逐されてしまうだけの現実よ、過ぎ去れば、どの思い出でも、儚く思うべきだと、強請る奴らの配下になんてなりたくもないし、無くしたものを探すばかりで、何を無くしたかすら、分からなくなっても、未だに、繰り返し利己的に抵抗を加え、くたばるだけの値の中でしか、己の正しさすら測れぬような彼らの渦に飲まれたくないから、成し遂げたり孕んだり、ランダムに襲いかかったり、加算されたり挟んだりと、忙しく蠢く辺りが、革命の狼煙をあげたり、贖うほどに、あてがわれたものにより、充足してゆくなどと、うつつを抜かす奴らを翻しては、夜が定める法を突き破る槍を用いて、求められるほどに、増幅してゆく欲の数々や、翼賛されているものが、不確かな答えを求めては、退行してゆくだけの結末や、精神構造を挟み揚げにして、サクサクといただく口内での話や、はびこる悪意をツマミにして、晩酌を勧める男や、応じる度に現れる理念や、不快感を露わにする奴らの被害者意識や、陰鬱な唱導により行列を成し、何のために並んでいるのかすら分からなくなるほどに、スマホに夢中な君の脳を食べ尽くす人喰いアメーバたち、対比されるだけの関係性や、関連性を突き抜けるほどの快感。f:id:jibmfmm:20250515055551j:image