昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

警醒

静謐な無限性の最中、たちまちに現れる苦痛を消費するために、買い漁るブランド品、怠惰な今朝を愛するために、対比したり、対峙したりと、忙しく動き回る人々、撹乱された角膜や、策略ばかりの権力者たち、退廃的な郵送の後、平伏す理由や、コード化され、簡略化されてゆく日常を、否定してばかりいる老獪な奴らが、騙し続けた数十年の結果が、これですかと、情けなくて涙すら出なくて、ただ、愛していたいだけなのに、愛そうとすれば、愛そうとするほどに、生まれる懸隔や、あらがう隙間に生まれる絶え間ないまやかしや、寂寞に生える所以や、毎日にそぐうためのメカニズムや、偶像崇拝や生産数や、制御不能や不燃物の膿や、システマチックなまどろみに住まう幼稚な理由や、悠遠に潜む幼稚な価値をまさぐる君も、いずれは、歪で幼稚な理由を吐き出す口を縫い付け、際限あるものの中から、祭壇に運ばれ、生贄として、飾られている子供たちの、不安そうな顔、それを食べようとする無垢な獣、肥大化する生きたいとゆう本能だけが、今という疎ましさを、瞬く間に消費し、自らの豊かさに変換させるための、数式を解き明かし、曖昧なままに、崇め奉られるほどに、自らの醜さに気付かずに、怖気付いてばかりいては、惰性に引き摺る理由が、今を卑劣に引き裂いては、抑えられない欲求の中で、確かさなんてものは、邪魔にしかならないのだと、効果してゆく精神の波形や、経過するほどに、脆くなってしまった私たちを、癒すものは、自分でしかないから、仕方なく大丈夫だと、慰める隙間から、注ぎ込む際限ない愛よ、と探し回る愛により、疲れ果ててしまった私を、慰める者も、私しかいないのであるから、卑しくも這いずりながら、今を乗り越えるために、腹這いしながら、ひたすらに、光が見えるあの隙間に辿り着きたく、もがいているだけなのだろう。f:id:jibmfmm:20250612013445j:image