空虚感を抱えたままに蹲る君、蔓延る悪意を包み込んだプレゼントを贈り、前頭葉を食い尽くしたバクテリアや、火傷した可能性の上で羽化する動機、均等な意味すら損なって、そこかしこで重複する憎しみを加速させ、散漫な動機を撹拌させ、延々と制限を加えるだけの、過激な理想が、死の外を破壊し、惨憺たる激情の棲家や、派生する余韻や、曖昧な秩序の中を彷徨い続けるゾンビみたいな連中や、今に妨げられ、寂れた季節を踏み締めるスニーカーや、制限を加えるだけの秩序を切り裂くカミソリや、修繕される思い出や、横暴な論理が攻めて来ては、意思を奪うだけの権力や、建設的な妄想の中を泳ぐ魚、退嬰的な市民たちが蠢く収容所の中、悲観的な奴らが謳う退廃的な呪詛や、今に忌まわしい欠如なんかを用いては、そこかしこで挫折を繰り返しては、成長する事なく、そこで疲れて寝てたって良い訳だし、誰かに咎められる理由も無ければ、自らを否定する必要も無いし、今にすれ違い、そこに取り残されていても尚、自らであろうとする姿や、ただ、正しいものであろうとすればするほどに、偏りが生み出されるし、模倣したり、妄想したりして、もう、そこから抜け出せなくても、自らが突き抜ける先々で和解したり、もう別れてしまったりして、喪失感に甘えたりして、被害者意識ばっかり蓄えたり、傲慢になったり、その場で朽ちたり、どれだけ、良い事をしても悪い事をしても、ゴールは同じで、誰もが、逃れられない死に至るから、歪んだ思想が生まれたのだ、と語りかける神との対峙を続けては、老いに反し、今にあらがい続ける。