昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2019-01-01から1年間の記事一覧

高尚

滅多打ちにされた君、似合わぬ価値を着込んで、本質を見失い、みごもる隙間に孤独は加速し、貪婪な者が支配し続ける。

行く末

時は甘く刹那に結ばれる。あらゆる永遠は自覚するほどに短く、ほつれ、改ざんされながら、定めも持たずに物質に成り代わり、果てない私欲などは、その場で貪婪に貪り食べられ、端的な愛のどれもが、不確かな故に苦しみ、今にも苦痛を溜め込んで行く。

救済

このまま、まどろんで、とけあう日々がじゅくじゅくになって、憎しみ合うだけのいびつな日々は、キミを憎むどころか、ずっと愛しているのであり、理屈なんかを捨て去って、まがまがしいものが募る流動的な苦しみから逃れ、健気に、汚れなく、形骸化した街に…

救済

このまま、まどろんで、とけあう日々がじゅくじゅくになって、憎しみ合うだけのいびつな日々は、キミを憎むどころか、ずっと愛しているのであり、理屈なんかを捨て去って、まがまがしいものが募る流動的な苦しみから逃れ、健気に、汚れなく、形骸化した街に…

自白

孤独な記憶をむさぼり、流浪する日々にいくつもの思いが咲き乱れ、境目すら持たずに、立場を破棄する。

元凶

ぜんぶむき出しにして、向き合う必要もなくて、援助されながら、怨嗟や、エンコードや、運命がバビロンを通過し、やつれていく君は空腹を感じるほどに、愛されるために愛することで、空腹は増していくだけの君は、堕落することを恐れているがあまりに、君は…

複製品たちの秋

複製される死は、生を超過し、すべてをろ過するたまゆらになびく、疲れた君の血の汗。とどまることもなく行きすぎる時間に、行方不明になりながら、まだ生きたいともがく行く末が、未来を吸い込み、独善的なマニュアルを読んだ正義が衣服を着て行進している…

活発な雨

天をつかむ。あらゆる味をふくんだ大気、しあわせな鼓動と、たゆまぬ愛、君との幸福を乗り越えて、ありがとうと放つ空は尊い。

虫歯

ぶつくさと売り買いされず行為の中に現れる義務的なものなどに適応しないために、逸脱していく正解の過程やらを保つために、倒錯していく思いに経過していく背景に連動し、同化しては、対立を深めていく容易に想像できる範囲での、硬化を続ける一切が保とう…

逃走

神という概念が発明した契約に未だに振り回される人類との訣別。何か、生きている意味が分からない的な発想により生まれた神ならば、私は信じないと決めた彼女が発光させた意識は、自然的なものや、善性や、罪と罰から放たれ、自由であることを意識するより…

複製品たちの星

複製される死は、生を超過し、すべてをろ過するたまゆらになびく、疲れた君の血の汗。とどまることもなく行きすぎる時間に、行方不明になりながら、まだ生きたいともがく行く末が、未来を吸い込み、独善的なマニュアルを読んだ正義が衣服を着て行進している…

不潔な余韻

君はすぐ忘れるだろうし、それよりも早く僕は君を忘れるだろうし、思い返すこともなく、言葉も哀れであるし、退屈をうめるだけの短絡的な愛など不必要である。

階差

かんじんなものも、時間かなんかに汚されて、同化してくものもが、物事を駆逐しながら、チクチク痛む心に悲劇的な刺激なんかを与えて、手当たり次第に破壊する。

記号

軽薄なドライヤーの音、鼓動がファシズムに移行し、やがて誰もが破壊の太鼓を打ち鳴らし、クソみたいな逃避行を、旅と名付け、見つからない自分などを探し回るキミを見透かす。

複製品

プラスチックでできた夢、でたらめなアメと、子供たちの爛れた遊び場、憐憫のふるさとにはニセモノの神、紙切れを信奉する我々のシンボルある幸福などは、空疎な者の私服を肥やすための祝福。

傀儡

傍観するだけの真理探究者たち、タンバリンの音が通過し、悲観的な欲動から、抑揚がない言葉にカスタムされた人々の鈍色の日々と、君の色がないニキビ。

受精

朴訥な思い出をバクバク食べて、純粋無垢に笑って泣いて、花咲いて、再会して、最愛の日々およいで、わずらわしい真理なんか捨てて、チクチク痛む心がチクタクひびいて、貧寒な儀式を続ける恋人たちの横通り過ぎて、消え行く思いが蓄積する化膿した心でバシ…

監獄

疲憊した命のかたち、君がうそぶく価値に相対するものを捕食しながら、保守的な観点を突き抜け、定理を駆逐する。

捕食されないために

信ずるべきものなど死滅した朝、些細な動機が慟哭し、心のぬくもりが喪失した夜にささげる、安易な幸福論よりも、するどく突き抜ける。

受精

朴訥な思い出をバクバク食べて、純粋無垢に笑って泣いて、花咲いて、再会して、最愛の日々およいで、わずらわしい真理なんか捨てて、チクチク痛む心がチクタクひびいて、貧寒な儀式を続ける恋人たちの横通り過ぎて、消え行く思いが蓄積する化膿した心でバシ…

悠揚

枢要な記憶を食べ尽くすバグ。乳歯からあふれる伝達、信号を点滅させる余韻を通り抜け、憎しみを敷衍させる肯定的な独裁から、林立していく因果やらな混ざり合い、マップを燃やして、インタラクティブな子宮から放たれる文字はロジックを捨て、自動手記や、…

チクチク痛む

毛布にくるまって、空間を支配する寒さなんかを調べながら、何万回も現れ敷衍する意識的な膨張こそが、すべての始まりなのではないかと、デリカシーもなく支配的で、あらゆる空腹を埋めるための無知な闘争から逃げ出した二人は、複雑化した愛を表現するため…

逃避行

高揚する言葉が 前に進めとうたう たゆたう記憶が 報うよりも早く 逃げまどえと閉じる。

擦り寄る

蓋然的な敵意がせまるセンチメンタルな夕餉、飼育された観念が絶えず敵意を運び、怠慢な思念が進路や真理をうたいながら、妨害する余韻に反し、自らが選んだものを愛する。

関する

機械的な議会ではせわしない戦争ムードやなって、のんきに語りながら、ただ与えられるもんなんかを捨て去って、自らが見つけるもんだけを愛する。

印象

誰も信じるなと泡沫にゆれる木々。歓喜にゆらぐ瞬間が循環し、期待感を孕んで、懶惰な所以をつむぐ理想は、意味に隔てられずに、ずっと続く先々で思いは氾濫し、はびこる愛は答えにもつれながら、なだらかな帰り道をリリカルに操作し、永遠にむすばれる果て…

チクチク痛む

毛布にくるまって、空間を支配する寒さなんかを調べながら、何万回も現れ敷衍する意識的な膨張こそが、すべての始まりなのではないかと、デリカシーもなく支配的で、あらゆる空腹を埋めるための無知な闘争から逃げ出した二人は、複雑化した愛を表現するため…

軽装

継続を求めることより、愛することを学び、追求するよりも、健気なままに愛することを厭わずに、愛し始めることだけが、今を確かなものに変える。

矜持

判然としてもぜんぜん違うし、だんだんと意識は遠のくし、ノックされても気付かんし、機械的な奴らが放つ毒々しくどう猛な吐息がえげつなく臭い世間なんか捨てて、ドラスティックに逃げ回る。

燐光

永遠は瞬間に織り込まれ、次々に網目を増やし、今ここの強度を増していく。離れぬ時間は、かけがえのないものを敷衍させ、今に博打を続け、賭けが加速するほどに倍率を増し、賭けられた魂は痛みを増幅させ、苦しむことにより増していく罪の意識を儀式化させ…