2016-02-21 すこし、わたしのはなしをしよう。 わたしの、はなしをしよう。 猛々しくいぶかる大地を蹴り上げ、軽快に歪む夜道を乗り越え、動じぬ身体が、露骨な支配や、権威的な遠因に敷衍していくような汚らしいものや、機械的な情事に用いられる牽引されるだけの者どもの快楽の傀儡などと蔑む暇さえ愚かであるし、やがて従うだけに純利を用い、需要だけを求める愛として、愛を謳い出すだけの愚かな者どもの至福が、私腹を肥やし、悪魔的な雷名をとどろかす、まる