昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

矯激

なおもいっそうに
自由で果てしなく、
はしたない衝動を
まくし立てるだけの
惰性な感情が
証拠を残すためだけに、
そなえる意味などが
うるさくつきまとうための
時代などを奉らずに、
颯爽と消え去るよすが
歯がゆく悶える喜悦も仄かに、
むしばまれるために、
他者を介し、
監視されるだけの関係性の中で
うやむやになるラストに挿入される
悲劇が簡素にまじわり、
遡及されるだけの意味にたじろぐだけの
暗鬱な者どもの狂騒。