昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

吐息

対価を求めるだけの、君のふざけた季節に窮境が迫り、ニセモノの価値でカスタムされた晩年には、衰亡するだけの幼稚な所以を切り取り、機械的な道理や、物事の虜になり、利己的にひろがる言葉が、その場限りに敷衍し、変化していく思いは、善悪などを用いて、あらゆる罪を乱立させながら、途端に更新されていくだけの面影を蛇行する君の無機質な精神は、幽霊のように感じられ、肝心なものを消費しながら、品定めされるだけの日々に無関心であるだけの堕落した人の群れで、含蓄されていくだけの苦悩に降り注ぐ無残な雨や、あいまいな今朝に膨張していく枢要な行為や、行為そのものに追われ続けていくだけに満たない日々に飢渇していく君が、同化するもののほとんどは、真実味を損ない、即席の自由を満喫し、あたかもそれが、自由であり、真実であるなどと思い違いをしているあいだに発狂を繰り返す人々が、グルーミングを続けて、忙しさにかまけ、自らの深淵を覗くニーチェ的な発想に至らずに、かかずらうだけに至るほどに、用いられる思想はドラスティックなもののままであるし、あらがうほどにあらゆる罪はほどなく、君を従えて、罪が罪であることを強制し、それが覚醒に至る道であるのだと騙し合うような、宗教的な互換から、完全に惰性な日々は誰かを奉り、祭り上げ、あるいは供儀として捧げるための人形のように扱い、閉鎖的な考えは、還元される罪のあいだで磔にされ、あらゆる根源は焦げ臭く、緩慢な自立を終えては、包括されるほどに解放には至らずに、崩壊していくだけに終える精神は、敬神に浸り、罪を浄化させるために、課せられた罪を延々とねつ造し、あるいは何かを演じ続けながら、自己陶酔に浸り、いびつな日々にせまるニヒリズムから、至らぬ思想を加速させ、超巨大なペシミズムが、強固な怒りをかかえたルサンチマンへと加工された純粋な意志は、純粋がゆえに自らを破壊し、誰彼構わず破壊すること目的にルールを作り出し、保身に走る。