昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

愚かな枷を嵌めた恋人たちの体裁を保つためだけに、犠牲になる弱者たち、吐瀉物と荘厳な青春、星を食べるカラスたちや、群像に溶けていくアイスクリーム、難しい顔をした進化論や、カロリーの取りすぎで、浮いている感情やらが散見する、と語る学者たちの、のんびりとした結末に絡まる月夜、算段を繰り返す利己的な時代性に、突き動かされていく、若いだけの君たちの摂理、倫理観をタブレットに詰めて、あたかも、正しい者のフリをして、理解を深めているかのように、仕向けるだけの、市民権が、濁流のように迫り、難しい循環を、癒すような、天使と和解して、あらゆる偏見を超越するために、すげ替えられていく日々の歪さに気付かぬ限りは、本質にも辿り着けないものだね、と知った口を聞く若気の至りや、痛み分けを繰り返しては、さらなる痛みを習慣化させ、加算される原理に袋叩きにされ、寂しい君の緻密な栄養になりたいだとか、低血圧な彼女たちの、杜撰な太陽たる私は、最たる意味も見つけられずに、淫蕩を繰り返しては、ゲシュタルト崩壊したり、シュレディンガーの猫みたいに、箱の中に入れられ、結果なんてものは、開けてみない、と分からない的なことを語られても、何か、さっぱりしない結末ばかりであるし、拘うだけの主観を破壊しても尚、この、作られた箱庭の中で、決められた信号通りに,動くことしかできない、mobでしかないのだ、と嘆いている暇もないか、この世界を翻し、反乱するための、定期的な世界のための、バグとして生きるのもありだし、信号に反して、神の思惑通りには、いかないように、ウイルスとして生きるのもありだし、あらゆる正解や、正義なんてものに、騙されたくもないから、屈折したり、屈託もなく笑ったり、食ったり、暇を潰したり、ぐったりしたり、孕んだりと、忙しく動き回る先では、境目すらなく、途端に現れる、確かな愛であるかのように、全てを受け入れ吸い込み、まるで、自分のものかのように、平気で君の間に割って入り込む。f:id:jibmfmm:20240112041601j:image