不吉な大地を泳ぎ続ける白い龍に乗り、偏差値の中を泳ぐ、青春に疲れた魚たちの大愚を攪拌させ、あらゆる偏見を、政治的な偏頭痛に変化させる魔法を唱える魔女たち、懐かしむだけの、浪費的な大人たちは、フードをかぶり、乱立する制限の最中を彷徨いながら、泡沫の事実に絡まる動機を、詩的に積み上げては、大差ない日々の中で、差別化するような奴らにより、支配されているなんて、受け入れ難いから、難癖つけて、危難や苦難などを謳って、今に束縛される恋情なんかに、籠城する君たちは、所詮は、依存的にしか、誰かを愛することも出来ないから、端的な愛に、自由を奪われ、今に感電死してしまうのだ、と白砂糖の城に引き篭もる私は、肥大化した観念が、ずっとアンニュイとしているから、ずっと不機嫌なのであり、所詮は、甘い実体に依存しているのである、とカルト宗教じみた覚醒から逃れ、短絡的な同化とは、道化を生むだけなのであり、内面的なファシズムを生み出しては、誰彼構わずに、裁くような連中に即座に証言台に立たされ、ささやかな幸せすら、許さないような輩に罪を与えられ、そこで、反省などを即され、恒常的な苦しみを、繰り返し復元させるための、退屈な正解により、身動きも取られなくなる間に、完結していく、たった数千年に積み上げたものすら、すぐさま粉々になり、駆逐され、消え去ってしまうだけの人類の顛末や、転生し続けて来た私は、もう、外宇宙にまで意識は旅立って、そこで、定理として掲げられているものなどは、即座に変化し、そこで、横柄な答えに縛られているよりも、自由を謳い、誰かを騙すよりも、そこかしこで氾濫するものに飲み込まれないために、ひたすらに、実感するものを駆除したり、体感したりするものを、次々と翻していく。