昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

大義

世界一くだらないお前らの正義に、犠牲になんてなりたくもないし、退屈な義務感に苛まれたくもないし、ないものねだりでもないし、無くしたものは、仕方がないし、無い無いと、嘆いたって、何も変わらないから,すぐさま塗り替える必要があるし、あらゆる偏見も、うるさいだけだし、打算的な連中の支配に従いたくもないし、疎ましい現実に現れるものなんて破棄したいし、吐き出す言葉も、怠惰であり、退廃的であり、あらゆる見解は、歪んだものであるし、あらゆる変化を恐れてばかりいるから、いつまでも、幸せはやって来ないのであり、ここで、困難なままに黄昏れる遊具が、淋しそうである、と錆びた情念の中で、詩的な根拠を求めるだけの、退屈な数字が加算され、道理や利権なんてものを謳うだけの輩に反し、はびこる悪意の爪により、傷付いた肌を露出しながら、しなびた意識に付着する刹那や、バビロンの嘘の中に備わる猛毒により、打ち砕かれた彼や彼女たち、暗澹たる証拠を集める、季節的な憂鬱の交換所や、徳を積み立てる託児所や、混沌とした意識が孕む最後のシーンや、逍遥する動機が互換性を求め、似たようなものとの対峙を繰り返すだけの、繰り返しの最中、定めなんてものは潰え、あてがわれた罪の中でしか、機能しない正義なんてものは、正義にあらず、何か、演技的なものに支配され、すべては、ウソっぽくなり、まどろむ形式の中で、あたかも、正しいものを、演じることごとくに、こじれていく意味の中で、記号や、禁忌なんかのように、機能するだけの正義を超越し、自らの正しさに移行するものすらも、即座に捨て去り、新たなものを、確立し続ける。f:id:jibmfmm:20240127045046j:image