昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

起伏

かさばる情念を駆け上り、理性なんかをひっくり返しては、怠惰な情景に潜む、影や形を切り取り描き、刹那に嘆じる所以や、勇敢にあらがう私たちとの衝突や、複雑で、幼稚な主観から生えるキノコや、そのキノコを貪り食う自称、正義の申し子たちや、耽溺を繰り返しては、過信ばかりを肥大させ、肥太った道理が、陰湿な結末なんかを枷に変え、身動きすらも取られなくなった値を、未だ崇めているだけの輩や、言い訳ばかりが迫る屈辱だらけの、堕落した俯瞰から生える動機や、屈折した気質や、稀有な日常や、重複する過去、数多の核を保持する強国や、独裁的に世界を支配する奴らの普遍性や、制度を用いり、誰かを束縛するために、与えられた名や、そこで、与えられた名により孤立していく君の孤独や、憎しみばかりを膨張させ、嫌いな未来を捕食するだけの、ネズミみたいな連中が示唆することなんて、大したこともないし、大それたことを語り、あたかも、自分だけが助かり、自分こそが正しいのだ、と謳い続ける先々で、忌々しい現実を従え、虐げられている人々を操作するような、煽動家たちに騙されないようにするために、なるべく、動かないようにするための、耐える力を育て、ただ、与えられたもので満足しないためにも、偏るだけの正しさに騙されずに、ただ、現れたものを、鵜呑みにするほどに、理想は現実からかけ離れていき、何の正しさも見出せずに、ただ、蝕まれていくだけの日常の中での、違和感に気付かずに、ただ、引き延ばされた命に満足し続けるほどに、加速していく思いの残留物による、泥濘に嵌り、願いも届かないような場所で、がんじがらめになるだけに、至るような間柄から、生えた架け橋を渡り、何も届かないような所で、何にも屈せず、ただ、与えられた自由にすらも反する。f:id:jibmfmm:20240226051436j:image