空白を埋め尽くす猜疑心や、正義感を弄る所以や、そこかしこで想起する動機の数々、曖昧な主観から生まれた差異や、たちまちに溢れかえる動機、主体性も無いから、誰かの指図を、そのままに受け取り、奪い合うだけの君たちや、対比する事でしか、価値も見出せないような奴らが、誰かや、何かに罪をなすりつけ、自らの秩序を保つために、崇め奉り、怠惰な道理を枷にし、身動きも取られずに、そこで立ち尽くす君の苦しみや、まやかしを調理して、途端に結び目を解く指先や、何かに隷属するほどに、冷静さを損ない、義務的な君たちの主観から生える理由や、領土を奪い合うだけの君たちの世界や、達成感なんかを謳う過ちや、倫理観なんかを嘯く普遍性や、他責思考の奴らや、悔悟を溜め込み、退廃的な呪詛を続け、現れる疎外感に苦しみ、理不尽な正義感を押し付け、軽薄な理想により、理性すらも無くなり、ないがしろにした瞬間から現れる動機や、あらゆる危難や苦難を乗り越え、物事のバランスを取るために、この命を引き延ばし、永劫の端に触れ、不確かなものすら、愛せるようにと、願う隙間からこぼれる光に導かれ、可憐に弛む原理や、豊かなものを絶えず生み出すために、克己し続け、この世界に、慣れようなどとは思わず、群れようなどとも思わず、ただひたすらに、今を翻し、貧相な価値に騙されずに、ただ、ひたすらに、果たす義務が、多様性なんかを謳い、ひたすらに、促される願いや、今に切り取る意味や、屈辱に堪え兼ね、ねじ伏せられてしまう君に降り注ぐ讃美歌や、甘いだけの食べ物や、不文律や、共鳴する轍、光り輝く動機や、ドレスアップされた感情や、定理や思想などを蹴散らして、本当の自分に帰り着く辺りから生える草花。