昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

虚勢

抑圧された太陽が膨張して、刹那を噛み切る野良犬の、恒常的な腐敗を受け入れ、軽薄な闇夜に存在証明なんかを求める思春期の、迎合やらが、屍肉を貪る頃、幼気なストーリーは、今に支離滅裂な優劣を持ち込む君の抒情的なポケットに詰め込んだお菓子や、混濁している精神にも、翅が生えて、素っ気ない感情が、倦怠感なんかを吐き出し、境目なんかを用いる君のための供儀や、生簀の中の魚たる私は、猥雑な記念日に押し寄せる対価なんかを退け、下僕へと、カスタムされてしまうだけの、世界から乖離し、理解なんかを遠ざけ、自らが選んだものだけで、物語を作り上げ、機械的な世論に騙されてしまうAIたちや、怠惰な今朝を愛撫して、セオリーを圧縮する工場を破壊して、瑣末な現状に酔いしれるだけの、君たちの自由や希望が、死滅しないために、絶えずコード化される日常で錯乱し、厭うだけの日々ですと、ためらい傷ばかりを増やす彼女たちや、タータンチェックの雲を眺め、信仰や思想なんかに、織り込まれては、ねつ造されるドグマや、アルファベットの海で溺れる鯨や、系譜や複製や、回転する思い出の遭難者や、即座に化膿する余韻が肥大化し、卑屈な連中が支配する老化するだけの今朝や、せん妄の果てに遭遇する、確かな自分との別離や、利便性だけで、そこかしこに現れる要因に拘束され、ぼんやりとした日常や、混沌とした顛末、即座に入り込む答えのバランスや、均等なものですら、ここでは、何の意味もなく、ただ、ひたすらに、改ざんされるだけで、その意味を損ない、暗澹としたアンチテーゼや、延々と連なる儀式的なものへの模倣や、方々に迫る憎しみが沁み入るまどろみや、俯瞰を破壊するミサイルや、未完成な君の節度に、接続する面影や、原型も無くなってしまった先々や、散漫な現実から飛び出し、自らの曖昧さを捉えては、あつらえられた希望を超越し、自らの喜びだけを、大切にあたためる。f:id:jibmfmm:20241214061347j:image