昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

我の影

孤独な勝負だ。それを選んだのだ。娼婦たちは勝負の意味とは、勝ち負けだけでしょ?って、深層心理の闘いよりも、あったかいものが見たいらしく、自らをいたずらに消費することによって還元されるだけの、資本主義的な偶像の中で、偶然のしあわせを見つけたらしいけど、そのしあわせとは、価値の中で泡になることを知らず、いつ終わるかもしれない苦しみの中で捕まえた価値なんてものは、考えを持たないかぎり、すぐさま消え去るだけだよって伝えても、与えられた価値が邪魔して、今にしいたげられて、支配下に置かれてるのにもかかわらず、自らは自由だと勘違いしてるから、簡単に消費されるなと諭したとしても、証拠がなければ怖いらしく、日々失っていくしあわせばかりを求めるから、日々は乾いてくだけなのに、砕け散るだけの明日を、あたかも平穏なように受け取るから、いつまでたっても、操られているだけなのに、惰性だとか言い放ち、蓄積される苦悩は、今にも境目を持ち出し、自らをどつぼにはめるんだぜ。