昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

高次に至るまでの距離

ざらしの記憶がアザラシみたいに、だらしなく横たわり、たわわな現実などは、所詮は脳が送る信号により左右され、最たるものもなく、境目すらもなくなり、枢要なものなどひとつもなくて、人違いであると、悲観的な君がさらわれる余韻から、インタラクティブなものなどは、ただ何かを搾取するためだけに、保たれるような平穏などは、今を破壊するための定理に寄りかかり、加算されるためのものを崇め、曖昧に示唆するものや、支配されたままに、ためらうだけの精神が、打算的である限り、陰るだけの真実に堕落し、フラクタルであるほどに、互いを嫌悪し、互いを破壊し尽くしても尚、破壊し足りないと攻め入る影により、生命をおびやかされ、おびえるだけの君は、堕落したままであるし、ままならぬ思いは、緩慢に作用するものを崇め、あてがわれる信仰を枢要なものとして思う限り、加算される真実は、真意を失い、今に苦しむだけに至る。一貫性だけで、定理を捨て、孤立しても尚、育むものが、健気なままに育ち、ままならぬ記憶も、過去に臆することなく、今をひるがえし、システムに反し、迎合されたものに関することなく、自らの質感をたよりに、たしなむこともなく、また正すことも、正されることもなく、構築されるものに配備されるものを超え、自らの正しさに行き着き、大義を忘れず、恩義を忠実に模倣せずに、自らの正しさをも超える。