昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

逸脱する日々

ふわふわして、私怨なんて捨てて、実体もなくて、ずっとそっとスローに流れて、立ち止まれば痛みもなくなり、やさしく眠り、健気に笑い、無くした物など、たぶん不必要なもので、もがいても苦しいばかりだし、誰かが語る正しさなんて、正しくもないし、くたびれたら、ゆっくり休んで、やすやすと飛び越えて、ぐちぐちうるさいから、耳をふさいで、憂さ晴らしばっかりして、何かに気を取られ、汚い日々も、いつかは綺麗に輝いて、加算され、参画するのも違うから、違いなんてものは、ほとんどなくて、ほとほと疲れ果てるなら、ほどほどでいいし、いつもおどけて、どこかに逃げて、捕まえられないようにと、願い佇むのもあれだから、荒れ果てた世界など、認識している暇もないから、笑い飛ばして、わざわいなんてものは、自らが作り出すものであるし、わずらわしいならば、すべては破棄して、はびこる悪意を無視して、バビロンが背負わせるものなどは、自らの権威によって払いのけるべきだし、何かを背負わせられる必要もないし、すべてを茶化して、帳消しにすべく、すべては晴れ渡るし、はばかるほどに、ひどいものに変わるし、持たされるものが、もたらすものなどは、全部いらないから、信用すらもいらないし、いらだつばかりの日々よと、つまずく暇もないから、ただただ自らの意志だけで選んだものだけが、正しくあるべきだし、打算的なものや、物々しくせまるものがせばめるだけの意味などはいらない。