昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

悠久

崩壊した今朝をめぐる冒険を続ける幼児退行を続ける病室での一部始終を捉える防犯カメラを見つめる乖離した自分を表記するための記号たる名前、無機質なドライブから引き取る観念論やらが打ち出した想念、禍を濾過する濾紙や、炉心融解し続ける先には、終わりない穴が絶えず生み出され、そこからこぼれる憎悪のようなものが想定する利己的な物語が自らを肯定するために打ち出す豊かな素数により思想は深まり、自らの偏りにすら気付かずに批判的なままに反応する瞬間が偽造する真実や、脳内のサーバーから繋がれていく他者との交わりのための接続により、次々に入り込む情報が常用するものにより引き摺る理論を崇め、軽薄な理想を促すだけの新たな神の誕生により、有する価値は飢餓状態に陥り、横溢する瞬間的な災いにより翻る主観から感染した君と、不毛の争いにより、与えられた意味の虜になるようや理想的な共依存の始まりを謳歌する君の理性もない様子がなぜか美しく見え、延々と現れる新たな意味が、今を包括する窮屈な体から解き放たれたい、ともがく憂鬱そうな遭難者を尻目に、想定されるものなどに枯渇せずに、ノスタルジーすらもエネルギーに変え、加速する記憶に擦り寄る動機が運命を生み出し、あらゆる苦痛から解放される。