昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

畏敬の声

神の祭りにより酸化する遊歩道、定めすらなく彷徨う泡沫の午後、互恵すらなく潰える意識が、儀式的なものを抱え、ドラマティックな箱庭の中、偽装された真偽を掲げる男の背中に存在する中性子星の超高密度な世界で広げた空虚な理想により生まれた汚穢を修復して、記号化されたアンドロイドたちが踊り続ける今朝の精算を続けるだけの彼女が疑念を孕み、重複する理由がロジカルなものを絶えず信仰心を煽り、批判ばかりに至るような忌々しい現実を超越し、真理を縁取る利己的な観念を飛び越え、横暴な主観から伸びる老いた手が、蓋然性をも死滅させ、心臓を鷲掴みにし、意識が汲み取る流動的に懊悩する主観から現れる動機から存在自体の崇高さが損なわれ、軽くなった命が伝える償いや、相似する理由の中で離反し、境目もなく邂逅を祝福して、孤立しても尚、おざなりな瞬間に気配を残して、その存在の影のようなものが異物感を抱えて、寡占されるだけの歪な罪と意味の中で、迎合されるものを寄せ集め、曖昧な私情にもだえる隙間からは、色彩があふれ、あらゆる主体性を濁らせるだけに終えるような理屈を謳い、関与するほどに搾り取られる意思がえぐれ、そこに嵌め込む愛や恋すら忘れ、裁かれるだけの身体に繰り返し鞭を打て、と命令する脳内の指揮官に反して、はびこる苦痛を昇華させるために、この創造性だけに接続して、繰り返し現れる電気的なものに効果覿面だけね、と鉄面皮な輩が芝居を続ける退屈な政治闘争や、権力闘争を傍観することすら、敵であるなど、と促すような卓上の空論を託児所の中で膨張させることにより、小さなビッグバンが起こるの、とヒッグス粒子踊る刹那、懐かしむよりも噛み砕き、神みたいに笑う君の横顔がまるで朝焼けのように綺麗だから、この身体を捨てた後にも世界は横柄に続くだろうから、この身体が枯渇して、誰の所有物でも無くなった後から現れるものに飲み込まれる前に去り行く。