昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

愉快

ギターから翼が生えて、いつかoasisみたいに歌えたら、と端的な狂気を孕んだ誇大妄想がマクロなファシズムを産んで、世界終末時計を左右するような憧憬を伝える夕暮れに攪拌した規範のものの物陰に格差を抱き、ただひたすらに暴力的な末路に引き摺られていく影を追うだけの、形あるものの悲劇を拡散させる十代の終わり、あらゆる汚穢が降り注ぐ耽溺の街、みちびかれるべき神も死滅して、酩酊を繰り返す深夜に備わる真理などを超越するために、新しいスニーカーに履き替え、簡単に処理されるだけの日々の中で、簡単に消費されるだけの彼女の衝動性がスクリーンに映し出され、3Dで伝える過去から、枯渇する此処にまで引き伸ばされる意味合いが不潔なものに変わり、関わるほどに、関連性や完全性などが、憎しみにより踏みにじられ、どんどんと混沌にいたる日々の中では、わからないことばかりであるし、あらゆる制限の中で果たすべきものなどは、義務感などに苛まれ、本質的なものを消失し、勝利や処理や修理などと付きまとう価値や、君の幸福論などにより、幸とは、すぐさま改ざんされ、関わるほどに、果敢であることを諦めたり、改めたり、数多のメタファーが明晰なものを喪失したり、同意を求むたり、足りなかったりするから、祟ったりする、と脅迫されたりするし、レトリックやレアリズムや、リズミカルな世界的な障害などにより、狂ってしまう自己から、自堕落になるほどに、馴れ合い荒んでしまうのが、私たちであるし、あらゆる変化から逃れ、返還されない日々の中で、研鑽すべき今に、歪な侵略を繰り返す政治的なものや、国家的なものが及ぼす悲劇的な生業により、長らくのずさんな苦しみを飛び越え、無様ではあるが、分断されようが、お構いなしに、関わるほどに曖昧になる日々の中での立場なんてものは無視して、むしばむ狂気や、汗ばむ春の陽気や、要約すれば、すべては、瞬時に和解して、皆老人になる。