昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

さまたげ

まるまると太ったおまえの心情が、
ときどきにひずみ、
真実は昼と沈み、
輪唱する真理にもとづく
エゴが月光と折り重なる
秩序を捨てた夜のはじまりから、
かけがえのないものをモチーフに、
解消されない罪と混ざる機影が
混沌と共に飛び交い、
痛みと共と乖離していく富と永久に
とろける意味の刹那にかじかみ、
記憶の奥底で恥じらいもなく、
裁かれるだけの簡易な身体を
交換し続ける。