2017-12-21 すこし、わたしのはなしをしよう。 わたしの、はなしをしよう。 月の慟哭のような流星や、聖夜を騙るだけの罪深い神のワルツや、猥雑な観念に退く面影をたずさえるだけの日常に静謐さの欠片もなく、ただ偉観に達するために自らの考えを突き詰める辺りに恒久的なものすら破棄し、刹那にとどろく合間に永遠の姿をみつける、まる