昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

君の終わりへと伸び続ける

厳正な時にしのばせる
思いを謳歌し、
恒久的な憎しみを捨てた後、
背反し続ける先々で
対立を終え、
散漫な愛につつまれながら、
観点をそこなっても尚、
確かさを歌いながら、
償いなどを求めるこもとなく、
そこでさまたげるものもなく、
健気にとびかう。