昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

浄化

貢納する母たち、すがる曖昧な帰路を吸い込むゾウの群れ、浮腫んだ春がランダムに起床し、ほがらかな昨夜を食べた怠惰な神がシナプスをつんざき、ふたつに分かれた右脳と左脳が自己肯定を続けている。子宮に住まう愛が暖かな軌跡を生み出し、貸与された思い出が羽ばたく廊下では、にこやかな猫が産毛を食べていて、鞭毛でおどる犬やこどもたちは、チグハグな夢に疎開し、刹那にゆらぐ豊かさとは、自らの意思が生み出すものである。長いだけの日々の彼方で簡単に処理される感情がダンジョンと化して、トランスジェンダーなんかを破壊して、革命的な本質から分裂した私たちの行いな欺瞞などにより産気付いて、うそぶく季節の端々では、新たな制限が生まれて、健気な君の意思や希望を奪うだろうし、位置を知らせる電子機器的な有限により飼い慣らされていく私たちの適齢期などは敵が生み出したものであるし、^ - ^このような絵文字の裏には原始的な原子により融合と高揚を続けて、意志にスタッカートを与えて、絶え間ない苦しみを謳うだけの国家的な普遍性は不衛生であるし、平静を保つために暴かれる真実にあてがわれた憎しみなんかが季節を蝕んで、歪な週末の制限に寄りかかる君の過剰摂取した量に比例する思いの帰路には吐瀉物と遮蔽物にあふれていて、それがなんか愛に近いように感じられるの、と完結していくあたりには弊害や閉鎖的なニュアンスや、乳歯や視野が狭い故に、誰かを恨むことでしか答えを導き出せないような惰性な達成感を簡単に打ち出す打算的なルサンチマンの傷痕すら愛でる君の愛がキャピタリズムを羞恥心に教え、求めるだけの欲とはとめどなく求めるほどに虚しくなるのではなく、満足にすら至らずに求めるほどに増している苦しみから逃れられずに、その苦しみを誤魔化すための快楽の奴隷になるだけに至るほどに加速する欲望とすれ違い、毎日のそぐわない価値のまやかしから逃れられずに、買わされ続ける物から解き放たれた先にも虚しさはつきまとうし、容赦なく過ぎ去る思いが補正する初々しいものに苛立ちを感じながら、途絶えぬように繋ぎ合わせる日々はつたない期限ね毛先に触れ、ラフに愛して明日を忘れるための刹那的な愛を知らずに、不平不満によどみ、複製されているだけの日々での被害者を演じては、誰かを妬み羨むことだけに必死だ。