昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

詩的

あとはずっと楽しめ、すべてが紙切れに変わる前に、あつらえられた記憶にとどまるための豊かさを葬り、契約を突き破る。性的な咆哮が綴る物語の破瓜型に苦しめられ、メタファーの襤褸を着込んで、自堕落な発表会のために虐げられ、連帯感などをうながし、安直な夢により滅ぶ道理、陸地では、亀が満月に祈祷を続け、地球に星を降らし、誰も住む場所も無くなった今、生きとし生けるものは宙を舞い、宇宙の外に旅立っていく。とある詩的な午後、手厚い保護により、うるおいを取り戻す自己、春の機械的な風にやられ、不機嫌そうな挿入歌が流れる退屈な地、短絡的な悔悟をうながし、開閉式の普遍性により幽閉されたり、外に放っぽり出されたりしながら、しなびた自由をしゃぶりながら、被害者面するような奴等に排除されても尚、何にも手懐けられずにひたすらに自らが正しいと思うことにより歪んでいくことですら簡単に受け入れ、経過していくだけの日々の中では、わからないことばかりであるが故に、わかりあえぬことを諦めるわけにもいかないから、と加算される意味をかき分け、誰かをひたすらに愛する技量を用い、制限すらも飛び越え、おびえることなく答えに拘泥することもなく、無い答えを探す余力のようなものが、ひたすらにサイクルを加速させ、懐疑的な今に築くものが、今を囲い、ここから逃さない、と付きまとう輩を蹴散らし、軽快な理想の中で配役を決められ、連帯感の中での価値に対するローンを支払い続けるだけに終える末路が改ざんする幼稚な企みから抜け出し、甲斐甲斐しく謳われるものを崇めたり、あらゆる意味をかいつばむ鋭いクチバシの冷たさや、どこにも和むことも出来ずに、ドラスティックなものをかかげ、全てを破壊するようなカルトや独裁を終わらせるために、全てをひっくり返す。